表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

36/86

訪問!天野店長の家!

ある日の休日。


俺はとある場所である人物を待っていた。


その人物は言うまでもないが、天野店長。


俺は今から、天野店長の家に行くところだ。


すると、そこへ青のスポーツカーがやって来た。


そして、助手席のパワーウインドが開いた。


「お待たせ〜白金君」


葵先輩が手を振っている。

てことは、俺だけではなく、葵先輩と一緒に行くと言うことなんだう。


「遅くなってすまないなさぁ、乗ってくれ」


と言われたが、どうやって乗れば

見た感じ後部座席はあるが、乗るためのドアが……


戸惑っていた、俺に気づいた天野店長が「はぁ……そうか」と言った。

そして、天野店長は車から降りると運転席の椅子を倒した。


「悪かった。さぁ、乗ってくれ」

「は、はい」


スポーツカーに乗るのはこれで2回目だが、後部座席に乗るのは初めてだ。

まさか、こんな形で後部座席に乗るのか……


スポーツカーは、格好いいし、走りに特化し、運転もさぞ楽しいのだろう。


だが、こう言うデメリットもあるとは……


と感じつつ、天野店長の車に乗るのであった。



そして、15分くらいだろう。


俺達の前に大きな屋敷と大きな門が出てきた。

まさか、これが天野店長の家。

で、デカすぎる・・・・・・


「さぁ、着いたぞ」


車が門の前に止まると、門が動き出した。


その間、俺はただただ、口をぽっかり開け驚くしかなかった。


天野店長の家は、俺が思っていた以上にスケールが大きい。何しろ、俺達は敷地に入ったと言うのにまだ車で移動が続いている。


どんだけ大きいのだ!


こんなのアニメでしか見たことがない。


まさか3次元でこんな豪邸を見ることとなるとは、恐るべし、天野家


そして、3分くらい


俺達はガレージらしき所に来た。

そこで、初めて車から降りた。


そして、俺達が下りた隣にスポーツカーが4台くらい止まっている。

もしかして、これ全部


「これは私のコレクションだ」


天野さんは一台ずつ紹介していく。

これが、なんとかこれがなんとか……

俺は車についてあまり詳しくないので、これがこの車と言われてもあまりわからない。


でも一つだけ分かったことがある。


車の紹介をしている天野店長はどこか楽しそうな表情をしていた。


こんな天野店長は、初めて見た。

よっぽど、車が好きなんだろう。


「二人とも今から歩くぞ」


車の紹介を終えたところで、天野店長はガレージから出た。

そして歩くこと5分


「天野さん、まだ着かないですか?」


葵さんがそう尋ねた。

そして、天野さんは「まだだ」と言った。


そこから2分後。


「ついたぞ」

「やっと……」


葵先輩は疲れた表情を見せる。

俺もへとへとだ。

デカい豪邸には少し憧れを持つが、デカすぎる豪邸はこうも不便だとは……


「お帰りなさいませ、柚木様」


あの時の人だ。

天野店長が酔った時に、迎えに来た執事

確か名前は、


「改めて紹介する。こちら、私の執事を務める、篠崎だ」

「どうも、先日は、改めまして、篠崎 重彦と申します。皆様の事は柚木お嬢様から良くお聞きにしています。特に白金様に関しては……」

「篠崎!それ以上は恥ずかしいからやめろ!」


と顔を膨らませ篠崎さんを睨む天野店長。

篠崎さんは穏やかに笑い「すみません 柚木様」と謝る。

その姿を見ていた俺はこう思った。


二人とも、とても仲がいいと

その後、俺達は天野家からおもてなしを受けた。


豪華な昼ご飯に、広い浴槽で祝福のひと時。

その後に受けたマッサージに、漫画がずらっと並んでいる

部屋でゆったりくつろぎ

午後は豪華なティータイム。


「白金はこう言うのは好きだろう?」


と天野店長に連れてこられた場所はありとあらゆるゲームがずらりっと並ぶ部屋。

今では見ないようなアーケドゲームから、いま人気のあるゲーム機。見たことのないゲーム機まで


「白金、好きなのやっていいぞ」


そう天野店長に言われ、俺はアーケドゲームをやる。

音ゲーから、レーシングゲームまで、飽きるまで俺はゲームをやった。


「どうだ、楽しかったか」

「はい!とても楽しかったです」


「ヤッホ~、白金君」


別行動をしていた葵先輩が俺達に手を振っている。

だが、なんだろうか?

さっきよりも肌が綺麗になったような


「どう、私、より一層可愛くなったでしょ?」

「うん、可愛いと思います」


すると、葵先輩は顔を真っ赤にし固まった。

俺、なんだか変な事を言ってしまったのだろうか?


「す、すみません!つい、可愛いと思って……」


なんだか気まずい空気になってしまった!

どうしよう!

なにか、話題を変えなければ!


「二人ともそろそろ行くぞ」

「は、はい!」


この気まずい空気に天野店長が入ってきたおかげで、なんとかなった!


その後、俺らはこの家で夕飯を頂き、帰りは、篠崎さんが俺達の家まで送って行ってくれた。

そして、葵先輩を見送り最後は俺だ。


「今日はありがとうございました」

「いえいえこちらこそ、ありがとうございました。あんなに楽しそうな柚木様を久しぶりに見れました。これも朝比奈様と白金様のおかげです。また機会があれば、いつでも遊びに来てください」


と言い、篠崎さんは行ってしまった。

こうして、天野店長の自宅訪問は終わった。

読んでくれてありがとうございます!

次回もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ