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The End of The World 〜one years later〜  作者: コロタン
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エピローグ

 僕が誠治の家で暮らし始めて10日が過ぎた。

 僕の姓はいまだ杉田のままだ。

 誠治と美希は僕を養子に迎えたいと言い、誠治の両親とも会って話をしたが、僕が落ち着くまで待とうという事になったのだ。

 誠治の両親は僕を快く迎え、祖父母として接して欲しいと言ってくれた。

 誠治の他の家族達も皆僕を気遣い、優しく接してくれた。

 誠治の家から徒歩2分の場所に住んでいる瀧本夫妻と伊達夫妻も、何かと理由を付けては僕に会いに来てくれた。

 数日ゆっくりと休ませて貰った僕は、このままゆっくりしていたのでは父に申し訳ないと思い、自ら検査を申し出た。

 誠治と美希はまだ休んで良いと言ってくれたが、僕の身体に何か解決策があるのであれば少しでも早い方が良いと思った。

 それは、父と話をして決めた事でもある。

 一昨日誠治と共に自衛隊基地に行き、酒井や櫻木に付き添われて1日掛で検査を受けた。

 血液検査の結果が解り次第連絡をするとの事だったが、僕の身体についてはいたって健康とのお墨付きを得られ、誠治達は安堵していた。

 今日は九州に来てから2度目の日曜日、明日から小学校に通えるようになった。

 1年のブランクがあるため千枝と同級生という事になったが、誠治が各方面に手を回し、あっと言う間に僕の編入を取り付けたのだ。

 そのやり方について、誠治がこっ酷く美希に叱られていたのを見ると、あまり褒められたやり方では無かったらしい。

 叱られた誠治には申し訳ないが、僕は正直嬉しかった。

 僕の検査も終わってひと段落ついたので、今日は皆んなを呼んで食事をする事になっている。

 櫻木達も無理矢理休暇を取ったらしい。

 

 「誠治、美希ちゃん・・・ちょっと話があるんだが良いか?」


 誠治達が台所で料理の準備をしていると、瀧本夫妻が珍しく遠慮がちに誠治達を呼んだ。

 元気は見た目は誠治より強面だが、1年前に一人息子を亡くしたらしく、僕の事をとても気にかけてくれていた。

 元気の奥さんの渚は子供・・・と言うか、可愛いもの全般が好きらしく、元気と一緒に僕の面倒を見てくれていた。

 2人とも似た様な性格で何かと豪快な人達だ。

 そんな2人が遠慮がちにしているのだ・・・誠治達は訝しんでいる。


 「なんだよ改まって・・・」


 「その・・・なんと言うかな・・・ちょっと外で話せねぇか?」


 「別に構わないけど・・・由紀子ちゃん、ちょっと料理頼める?」


 誠治が由紀子に話し掛けると、由紀子はあからさまに慌てだした。


 「うぇっ!?私がですか!!?私、誠治さんみたいには作れないんですけど・・・隆二は役立たずだし、不安しかないです・・・」


 「役立たずって言うな!俺だってやれば出来るわ!!」


 リビングで赤ん坊の面倒を見ていた隆二は、自身の妻である由紀子に馬鹿にされて泣きそうな表情で叫ぶ。


 「すぐに戻ってくるよ・・・。じゃあ、行こうか?」


 誠治を先頭に、4人並んで部屋を出て行く。

 僕は千枝と共にテーブルの準備をしながら外を見る。

 外では誠治と美希が困った様に見つめ合い、元気と渚は頭を下げている。

 何か問題があったのかと思ったが、次に見た時には、誠治と元気が笑顔で抱き合い、美希は恥ずかしそうに俯く渚に何か話し掛けている。


 「何かあったのかな・・・」


 「うーん・・・わからないけど、何かあった時には必ず教えてくれるから、何も言わないって事は大丈夫だと思うよ?それよりお兄ちゃん、そっち持って!」


 僕の呟きを聞いていた千枝がテーブルの端を持ち上げながら僕を急かす。


 「ご、ごめん!」


 「別に謝らなくて良いよー」


 千枝は笑いながら許してくれた。

 誠治から千枝は甘えん坊だと聞いていたが、まったくそんな素振りは見られない。

 どちらかと言うと、結構辛辣な発言をする。

 先日、誠治がしばらく仕事が無いと告げると、千枝は真顔で「お父さん・・・まさかリストラされたの?」と言いだしたのだ。

 あの時の誠治の表情は今でも忘れられない・・・翌日、枕を濡らしたと言っていた。

 流石に誠治が可哀想になり、千枝に誠治の事をどう思ってるか聞いたら、千枝は恥ずかしそうに俯き「お父さんはいつも私達のために頑張ってるし、約束を守ってくれるから大好き・・・でも、ファンクラブを作った時のお父さんは大嫌い!」だそうだ・・・。

 やはりファンクラブは不味かったようだ。


 「ただいま、由紀子ちゃんごめんな!大丈夫だった?」


 「おぉっ・・・我等の神が戻って来られた!隆二邪魔!誠治さんの場所を空けな!!」


 由紀子は涙目で誠治を迎えると、夫である隆二を蹴って台所から追い出した・・・。


 「誠治さん、右手無くても私達より料理出来るってどういう事なの!?」


 「暇な時は作ってるからな!経験の差だ馬鹿者!!」


 誠治がシャツの袖をまくって台所に立つ。

 向こうで何度も目にしたが、やはり様になっている。


 「美希ちゃん、渚さん達何かあったの?」


 「あとで教えますよ!」


 誠治に場所を譲った隆二が美希に小声で問い掛けたが、笑顔で躱された。

 なんだか誠治より可哀想な人だ・・・。


 「誠治くーん、遊びましょー!」


 僕達が準備をしていると、外から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 この声は櫻木だ。


 「隆二、外に居る馬鹿に誠治君は旅に出たって言っといてくれ」


 「了解です!!」


 指示を受けた隆二は敬礼すると、玄関に走る。

 まさか本当に言うんじゃないだろうか・・・。


 「井沢さん、自分で呼んどいて旅に出る馬鹿が何処にいるんですか!?」


 しばらく外で会話をしていた櫻木は、部屋に入るなり誠治に泣きついた。


 「はいはい、そこ邪魔だよ櫻木さん・・・おっ、良いフライトジャケット着てるね!高かっただろそれ?」


 「流石井沢さん、良くぞ気付いてくれました!玉置と永野にこのジャケットの良さを教えてやってくださいよ!!2人共馬鹿にするんですよ!?」


 レザージャケットを戦闘服にしている誠治は、櫻木の着ているフライトジャケットを見て感嘆の声をあげて褒める。

 それに感動した櫻木は、涙目で誠治に訴えた。


 「井沢さん、ご無沙汰してます。美希さんもお元気なようで安心しました」


 「初めまして、永野と申します。旦那さんにはいつもお世話になってます」

 

 櫻木を無視した2人は、誠治と美希に頭を下げて挨拶し、瀧本夫妻や伊達夫妻と話し始める。

 櫻木の事は完全放置だ・・・。


 「君達、少しは年長者を気遣ってくれても良いと思うんだが・・・仮にも私は君達の上官だよ?」


 声のした方を見ると、呆れた表情の酒井が廊下に立っていた。

 玉置達は酒井の事を忘れていたのか、慌てて部屋の入り口から離れる。


 「まったく・・・久しぶりに彼等に会えて嬉しいのは解るが、周りをよく見なさい。誠治君、今日は招待してくれてありがとう。艦長も来たがっていたが、あの方は何かと忙しくてね・・・」


 酒井は柔らかい笑顔で誠治に頭を下げる。


 「田尻さんには改めてお礼に伺いますよ!今日はゆっくりして行ってください!」


 「お言葉に甘えさせていただくよ」


 酒井は席に着くと、美希の用意したお茶を美味しそうに飲む。


 「貴宏君、先日はお疲れ様。疲れは残っていないかな?」


 酒井は僕を見て優しく話し掛ける。


 「はい、大丈夫です。明日から学校にも通える事になりましたし、疲れたなんて言っていられません!」


 「そうか、それは良かった!何か困った事があったら、いつでも言いなさい。私達も誠治君達同様、君の事を守りたいと思っているからね」


 「はい、ありがとうございます!」


 僕がお礼を言うと酒井は笑顔で頷き、お茶を飲んだ。


 「すまない、少し遅れてしまったよ。酒井さんが来られると聞いて急いでこいつを取りに行っていた!」


 「皆さん、お久しぶりです。わざわざお休みを取って頂いたようで申し訳ありません・・・」


 料理が出来上がりテーブルに並べていると、少し遅れて誠治の両親がやってきた。

 誠治の父は片手にウイスキーの瓶を持っている。


 「お爺ちゃん、お婆ちゃん、いらっしゃい!」


 「おぉ、千枝ちゃん!会いたかったよ!!」


 誠治の父は千枝に抱き着かれて上機嫌だ。


 「おやじ、良いの持って来たな!それ、ちょっとくれない?」


 「お前に飲ませる為に持って来た訳じゃない!お前は水でも飲んでろ!!」


 「五月蝿え!少しで良いって言ってんだろうが!ケチんなよ!!」


 誠治と父親はちょっとした事で言い争うが、なんだかんだで仲が良く、皆んなは2人を呆れて見ている。


 「お父さん、折角ですから誠治君にも分けて差し上げたらどうでしょう?私はお酒は好きですが、あまり強くはありませんから・・・」


 「酒井さんがそう言うなら・・・ほれ誠治、グラス持って来い!」


 誠治の父は酒井に窘められ、仕方なくウイスキーの瓶を開けると、誠治が持って来たグラスを見て訝しむ。

 誠治が手にしていたのは、小さな2つのグラスだ。


 「お前、そんなんで良いのか?」


 「だからちょっとで良いって言っただろ?早くしてくれよ・・・。貴宏君、ちょっと良いかな?」


 ウイスキーを注いでもらった誠治は、僕を呼んで部屋をでる。

 向かった先は仏壇だ。

 そこには綺麗な女性とその両親が写った写真と、笑顔の男性の写真が2枚、そして僕の両親の写真が飾られている。


 「よっと・・・溢れなかったよな?さてと・・・先輩、九州に帰って来て10日経ったよ・・・貴宏君の検査も無事に終わって、後は結果を待つだけだ。明日から貴宏君も小学校に通えるようになったし、先輩との約束も半分ははたせたかな?一緒に飲むって言う、俺が一番叶えたかった約束はもう無理だけど、たまにはこうやって飲みにくるよ・・・」


 誠治は自分の持っていたウイスキーを飲み干し、父の写真を見る。


 「先輩・・・俺、先輩とした残りの約束を必ず守ってみせるよ・・・まぁ、形は違うかもしれないけど、俺なりのやり方で必ず守ってみせる・・・だから、見ててくれ。そっちで夏帆や悠介、慶次に会ったら仲良くしてやってくれ・・・そいつらも俺の自慢の家族だから、きっと先輩も仲良くなれるよ・・・。じゃあ、皆んなのところに戻るよ・・・またな、先輩」


 誠治は手を合わせて立ち上がる。

 僕も手を合わせ、父の写真をしばらく見つめて立ち上がった。

 父が死んだ事は今でも辛い・・・だが、いつまでも悲しんでいては父は許してくれないだろう。

 僕はもう涙を流さない・・・そう誓って誠治の後を追った。


 「おかえり・・・挨拶はすませたか?」


 部屋に戻ると、皆んなは席に着き僕達を待っていた。

 元気が優しい表情で誠治に聞くと、誠治は頷き席に着く。


 「皆んな、待たせて申し訳ない・・・なんとか気持ちの整理も出来たよ。じゃあ、今日は色々と祝いたい事とかあるし楽しもう!では、まず元気と渚さんから報告をどうぞ!」


 誠治がそう言うと、急に話を振られた瀧本夫妻が慌てる。


 「待ってくれ誠治!まだ心の準備が・・・!」


 「そうだぞ誠治さん!前はもっと長かったじゃないか!?もうちょっと語っても良いんだぞ!!」


 「はい、ぶつくさ言わない!目出度い事なんだから早く言っちゃいなよ!じゃなきゃ俺が言うよ?」


 誠治はニヤケながら2人をからかう。

 2人は困った様に見つめ合い、しばらくして決心したように僕達を見た。


 「その・・・なんだ・・・」


 「元気、それってお前の口癖なの?」


 口籠る元気を誠治が茶化す。


 「五月蝿えよ茶化すな!ちゃんと言うよ!!まぁ、目出度い事ではあるんだが・・・恥ずかしくてよ・・・」


 「元気、私に言わせてくれ・・・。その・・・妊娠したらしい・・・」


 「渚さん・・・らしいじゃないだろ!?ちゃんと言おうよ!!」


 誠治は頭を抱えている。


 「仕方ないじゃないか!恥ずかしいものは恥ずかしいんだ!!」


 渚と元気は恥ずかしそうに俯いている。


 「元兄、渚さん、おめでとう!」


 「おぉ・・・やっと渚さんに赤ちゃんが!これで愛する息子を取られなくて済むよ隆二!?」


 「誰が取るか!!」


 皆んなは瀧本夫妻に祝いの言葉を投げ掛ける。


 「元気、それだけじゃないだろ?」


 「あぁ・・・こっちも大事な話だからな・・・」


 誠治が促すと、元気は僕を優しい目で見つめる。


 「貴宏君・・・良かったら、俺達のところに来ないか?」


 「えっ・・・?」


 僕がその言葉に驚いていると、渚が話を続ける。


 「いきなりの事で驚くのも無理はないと思う・・・。だが、私も元気も貴宏君さえ良ければそうしたいと思っているんだ・・・君のお父さんが、誠治さんに君を託した事も聞いているし、その事で先程誠治さん達とも少し揉めてしまった・・・私達は夫婦としてもまだ未熟だし、子供だって産まれるのはまだ先で、特に私は親としての経験は無い・・・それでも、君を迎えたいという気持ちは本気なんだ。貴宏君さえ良ければ、どうだろうか?私は子供が産まれても貴宏君の事を蔑ろにするつもりは一切無い・・・出来れば、これから産まれてくる子供の兄になってやってくれないか・・・?」


 渚は真剣な表情で僕を見つめる。

 僕は正直迷っていた・・・瀧本夫妻の事は誠治や美希と同じくらい好きだし、渚は自分の子供が産まれたとしても、僕を蔑ろにするような人ではない事もわかっている。

 だが、父が僕を託したのは誠治だ・・・僕が彼等を選んでしまえば、父や誠治を裏切る事になってしまうのではないだろうか?


 「貴宏君・・・君はどうしたい?俺は先輩との約束もあるし、俺自身も出来るなら君と一緒に暮らしたいと思ってる・・・。でも、もし仮に貴宏君が元気達のところに行っても俺は君を責めはしないし、先輩との約束通り君を守り続ける。俺は強要はしない・・・君自身に決めて欲しい。だって、俺にとってはうちの子になっても、元気達の子になっても、変わらず俺の家族なんだからさ」


 誠治と美希は優しく僕が答えるのを見守る。


 「誠治さんの言う家族って何ですか?」


 僕は誠治を見つめ返して問い掛ける。


 「俺は、心の繋がっている者同士である事こそが家族だと思ってるよ。血の繋がりでは不十分なんだ・・・例え血が繋がっていても、心の繋がりが無ければいずれ争いが起きる。それで家族と言えるかい?」


 「僕と誠治さんは家族ですか?」


 「そうだよ・・・俺はそう思ってるし、そう在りたいと思ってる。それは例え離れていても変わらない」


 誠治の目に迷いはない。

 彼は心からそう信じているのだ。

 千枝は、誠治は必ず約束は守ると言っていた。

 ならば、彼の言葉に嘘はない。


 「元気さん、渚さん・・・よろしくお願いします」


 僕が頭を下げると渚は涙を流し、元気は満面の笑みで頷いた。

 誠治と美希は少し残念そうにしていたが、僕の意思を尊重し、祝福してくれた。

 僕が瀧本夫妻を選んだのには理由がある・・・それは元気の事だ。

 彼は僕と同い年の子供を亡くしたと聞いたが、彼は一度たりとも僕を自分の子供の代わりとして接しては来なかった。

 僕を1人の人間として見てくれている・・・僕はそれが何より嬉しかった。

 渚も親としての経験は無いかもしれないが、誠治達の子供の面倒を見ている時の渚はとても嬉しそうで、支えて行きたいと思った。

 それが僕が瀧本夫妻を選んだ理由だ。

 誠治や美希が劣っている訳ではない・・・ただ誠治の言うように、僕自身の意思で選んだのだ。


 「さて、話も纏まったし食べようか?今日の主役は瀧本家と言う事で、元気が乾杯の音頭をとってくれ!俺は貴宏君に見捨てられてちょっとショックだから無理!!」


 「えぇっ!誠治さんが僕に決めろって言ったんじゃ・・・!?」


 僕が訴えると、誠治は耳をふさいだ。


 「誠治、冗談はその位にしろよ・・・じゃあ、新しい家族も増えたし今日は目出度い日って事で、これからもよろしく!乾杯!!」


 元気がグラスを掲げると、皆一斉に飲み干した。

 僕の肉親はもう居ない・・・だけど、新しく心の繋がった家族が出来た。

 両親が愛し合い、僕が生まれていなければ得られなかったものだ。

 僕は心から両親に感謝し、新しい家族達と共に未来に向けて生きて行こうと誓った。

 

 

 


 


 


 


 

最近仕事が忙しく、なかなか更新出来ずすみませんでした・・・。

何とか終わりにこぎ着けましたのも、読んで下さった皆様方のおかげです。

今回で終わりにはなりますが、短編などをちょこちょこ書いて行きたいと思っております。

またの機会がありましたら、よろしくお願い致します。

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