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占い①
『ねぇ、占い師さん』
『どうしたんだい?迷える子猫ちゃん』
『私に希望を頂戴。代わりに私の不安をあげるから』
『お安い御用だよ。僕には君の大きくて強い不安が必要なんだよ』
『ありがとう』
『ならいつものようにここに十字架を』
『うん』
『おお。今日は一段と強い不安だ。一体何があったのかな?例の男の子のことかな?』
『そう。その子は今日女の子といっしょにデートしてたの』
『ひどい男だ。君みたいなかわいい子が思いを寄せるというのに』
『いや、もうその子とは関係は崩れたはずなの』
『でも、君はまだ関係を続けていたい。なら、そう言えばいいじゃないか?』
『無駄。その子はあの事をまだ引きづってる。すべては私が悪いのに』
『あの事とは?』
『・・・・・・・・・』
『言いたくないのなら無理しなくていい。でも、僕は君をその不安の海から救い出したい。そのためには知る必要がある。教えてほしいな。君とその子にいったい何があったのか』
『・・・・・・・あれは2年位前の話。私とその男の子。キョウ君が付き合っていた時の話』




