講義④ 陣の作成
魔術を発動するのにかかすことが出来ない陣。多くの魔術師はカードの中に描かれている陣に向かって魔力を流すことで発動することが出来る。その陣は収納魔術というものによってカードの中に陣が収納されている。魔術師がカードで魔術を発動する場合は同時に収納魔術を解いて発動している。
収納魔術はレベル1の陣の魔術である。ランクが低い魔術師でも使えるということが特徴である。
だが、最初からカードの中に陣があるわけではなく魔術師たちがそれぞれ自分の好きな魔術を収納魔術に仕舞って持ち歩いている。そのカードの作り方はこうだ。
陣を作成するのに必要なものは陣を書くものとそれぞれの属性に必要な石である。魔術が発見されたばかりの当時はこの石をすべて魔石で行っていた。だが、魔術の世界で魔石の枯渇しかけている状況下で普通の石でも陣を作ることが出来ると判明した。
円の中にそれぞれのレベルに見合った形を描く。そして、その描いた形の線の重なるところに石を置いていく。火属性なら赤色の石。水なら青。雷なら黄色。風なら緑。土なら茶色。氷なら透明。そして、龍属性なら赤黒い石がそれぞれ必要である。無属性の場合は闇属性が黒で光属性が白である。これだけで陣が完成したわけではなく、陣の円の外側に沿うようにどのような魔術であるかを表記しなければならない。それぞれの魔術には型番がありそれを明記する必要がある。
例えば、火属性の火の弾の場合は英語で火属性の火の弾の型番を記す。魔術の発祥はイギリスであり、型番の英単語の文献量も豊富であるために陣の情報には英語が用いられる。
陣を描き必要な石を置き、どんな魔術なのか表記が終われば最後に収納魔術が宿っているカードをその上に置きそのカードに向かって十字架を打ちこみ魔力を流すと描いた陣と石と表記が収納魔術によってカードの中に吸い込まれる。これで魔術を発動するためのカードが完成した。カードに裏表がなく咄嗟に魔術を発動する際に便利であるのでほとんどの魔術がこの方法で魔術を使用している。
陣の中には石ではなく別の物が必要なものある。先ほどまで上げていたものは一般的主流の物であってこれがすべてではない。
ちなみに収納魔術が開発され前までは地面に陣を描き魔術を発動していた。




