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誰も知らない神の法則  作者: 駿河留守
覚悟の日
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講義① 魔術の発見

 18世紀初めにイギリスロンドンの郊外の田舎町で畑仕事をしていた老夫婦が青く輝く原石を見つけた。お金に困っていた老夫婦はそれを近くの町の宝石店に売りに行ったところ、それが普通の原石ではないことが分かった。それは高価な値段でオークションにかけられることになり、イギリス中から人が集まった。その中に莫大な金貨でその原石を買い取ろうとした人物が現れた。それはイギリス王室所属の魔術結社だった。その時代魔術はあると言われていたが、実際に使えるものはひとりもいなかった。彼ら結社は魔術を発動するには魔力が必要であることをすでに知っていた。その魔力がその原石に大量に含まれていると確信していた。その確信は的中していた。結社は見事魔術を完成させてイギリス中に広めた。のちにそれは魔石と呼ばれるようになった。この石の発見により人の体内にも魔力があることが判明した。そして、魔術師が誕生したのは魔石が初めて発見されてから8年後だった。いつしか、魔術はヨーロッパ中に広まり海を渡り世界中に広まった。

 そんな中、イタリアのローマ教皇が妙な魔術を使っていた。それは基礎となる陣と十字架を使わないで魔術を使っていたのだ。イギリスの結社が調べたところ、それは魔力を使った魔術と同じだった。そんな陣も使わない魔術はローマ教皇が使ったことから教皇の教をとって教術と名付けた。

 その後、世界中で教術を使えるものが出てきた。教術を使える人物はなぜか通常の魔術が使えなかった。しかし、その分神の加護ともいえるべき強力な教術を使った。いつしか、国の王に立つものは教術を使えることが当たり前になって来た。

 故に教術は神の力とも言われていた。

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