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18: 狼と巫女と世界の終り (三題噺)
『ラノベだしちゃったー/三題噺メーカー』さんから再びお題を拝借しました。
http://shindanmaker.com/21593
ひとりの少女がおりました。動物と話し傷を癒す力がありました。
人々は巫女として少女を神殿に閉じ込めました。
ある年あらゆる災害にみまわれました。
「偽巫女め!」
人々は少女の処刑を決めました。
執行寸前、狼が現れます。
少女が以前に罠から救った狼でした。
「遅参、お許しを」
そう言うと少女を背中に乗せ、どこかへ消えてしまいました。
「世界の終りだ、神の怒りだ」
人々は怯えて争い始め、世界は本当に終りを迎えたそうです。