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10: 二本足と三本足の寓話

 あるところに二本足と三本足が住んでおりました。

 いつも喧嘩ばかりしています。


「やい二本足、誰のおかげで大きくなった?」


「うるさいぞ三本足。力が強いのは俺だ」

 


 そこへ神様が現れました。

 突然、三本足の足を一本ちぎり取ります。

 それを二本足にくっつけると、消えてしまいました。



「思い出した。私はかつて二本足だった」


「やがて三本足となる定めを忘れていたよ」


 それからは互いを思いやり暮らすようになったということです。



【寓話・ぐうわ】

教訓や処世訓・風刺などを、動物や他の事柄に託して語る物語。「イソップ物語」など。(三省堂大辞林より)

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