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KAKUYO  作者: 四季
8/61

桜、舞い落ちる夜に ◇

2019.12.4 に書いたものです。

桜 舞い落ちる夜に 今宵 その歌を聴いて


耳を澄ませば聴こえてくる

誰かのその歌を


時は ただ流れのその中に

潜む 想いをただ掻き乱す

今は ただ求めし平穏を

忘れ 荒れる波の果てへと行く


揺れし心 遠ざかる過去 踏みて先へと行くその影は

いつか見つめ 恋い焦がれし あの影と刹那に重なる


桜 舞い落ちる夜に 今宵 その歌を聴いて

愛 崩れ去る前に (そら)に 声を響かせて


夢は ただ(うつつ)のその中に

在る 想いをただ愛しんで

縁を ただ求めしこの指を

結び 重ねる旅の果てへと行く


震える心 進みゆく未来 追いてたどり着く明るみに

かつて見てた ただ懐かしき あの光と刹那交差する


時 刻み出す朝に 有明 その願いを叫んで

雨 降り注ぐ後に ()に 祈りを捧げて


綴った手紙は どこへ届くのか 信じた気持ちは どこへ届くのか


桜 舞い落ちる夜に 今宵 その歌を聴いて

愛 崩れ去る前に 宙に 声を響かせて

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― 新着の感想 ―
[一言]  桜吹雪というように、舞い散るのがいちばん絵になる花ですよね。
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