表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KAKUYO  作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

57/61

あなたは覚えている? ◇

あなたは覚えている?

私がまだ青かった春の日

山であなたは私を助けてくれて

それが二人の出会いだったの


あなたは覚えている?

私がまだ強くなれなかった夏の日

落ち込む私を連れ出してくれて

それがとても嬉しかったの


私は今でも戻りたいと思う

幸せだったあの頃に


私は今でも夢をみることがある

幸せだったあの頃の


あなたは覚えている?

私がまだ迷っていた秋の日

沈みかけの夕日がとても綺麗で

それが私の幸福だったの


あなたは覚えている?

私が決意固めた冬の日

今までの一年の記憶が巡って

それはとても辛かったの


もしも時間を巻き戻すことができるなら

私が生まれる前に戻したい


そうしたら

またあなたに出会えるかどうか分からないけれど


でも私たち

きっとまた出会うはずね


それが運命ならば

たとえ時が巻き戻っても


あの春の日に

また出会える

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ