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夢
そこには、倒れた人ばかりだった。赤い液体がそこら中に広がっていた。
建物は崩壊し何が建っていたのかわからなかった。
薄暗い空の下に自分は立っていた。
「何が起きたか分かるかい?」
と隣に立っていた少女が言った。
「残念だが生きているのは君と私だけだ。」
まるで、結果が悪かったような言い方だった
『世界が…崩壊でも…したの…?』
「………そうか。覚えていないのか。」
覚えていない?何を?頭をフル回転させたが分からなかった。
「………そうか。まぁ、忘れたままでいい。君には使命があるんだ。だから…生きてくれ。」
少女はそう言い、手のひらから光を放った。
「一応言っておく。君は××の××なんだ。」
最後に言った言葉が分からないまま光に包まれた。




