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  作者: 鵜狩三善


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打ち寄せる

 I県での話だ。

 台風が過ぎた後、浜辺に死体が打ち上げられた。

 丸裸で、身元を示すようなものは何も見当たらない。体には大きな傷もなく、死因は溺死であろうと察せられた。

 船の残骸めいたものも同時に打ち寄せられたが、(いず)れも()()であり、調べの役には立たなかった。

 だが何よりも人々の口を騒がせたのはその大きさで、死体の身の丈は、なんと十数メートルもあったそうだ。


 私はその噂を耳にしてはるばる見物に来たのだが、しかし目の当たりする事は叶わなかった。

 どう処理をするべきかと手を(こまね)いているうちに死体は腐り出し、ひどい臭いを発し始めたので解体して荼毘(だび)に付したのだという。





『今昔物語』巻三十一 第十七「常陸の国の□□郡に寄りたる大きなる死人の語」より取材。

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