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  作者: 鵜狩三善


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爆ぜる

 バイト先でつまらないトラブルがあった。

 一応の解決は見たのだが、その後もつい思い返して嫌な気分になって、その度に腹の虫が治まらなくなる。

 帰り道ももやもやとしたままで、くそ、と呟きながら、八つ当たり気味に足元の小石をぽんと蹴った。

 石は意外に軽かったようで、思った以上によく宙を飛び、そして着地した瞬間、ぼんと大きな音と黒い煙とを上げて爆ぜた。


 しばし呆然としてから、慌てて駆け寄った。

 石は微塵に砕けて散ってしまったようで跡形もない。

 ただ、路面に少しばかりの焼け焦げが残るばかりだった。

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