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  作者: 鵜狩三善
162/1000

2割

 友人宅で飲んでいたら、うかうかと遅くなってしまった。

 終電に間に合うようにと駅までを早足に歩いていると、対面から車が来た。ハイビームになっている。

 眩しくてむっとしたので運転席を(にら)んだら、そこには誰もいなかった。夜目の見間違いでは決してない。

 去り行く車を唖然と見送った。



 翌日、友人にその話をした。

 すると彼は驚きではない相槌を打って、


「あの道な、大体5台に1台はそういうのが通るよ」


 なんでもないふうにそう言った。

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