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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

俺の彼氏はお兄ちゃん・・・って文章的におかしいだろうがあああ!!!

作者: 白黒 朝夜

クール(?)なお兄ちゃんと、

ツンデレな弟のお話です

「なあ、」

何?

「これ、何?」

何って・・・


俺の手には縄がある。

これ、とは縄を指しているらしい。


「何する気?」

分り切った事を訊くなよ。


俺が話しかけている相手。

俺の兄貴だ。


「何で、お兄ちゃんを縛ってんだよ?」

それは・・・


①お兄ちゃんを自分のものにしたい!

②SMごっこがしたいから

③勝手に俺の布団の中に入る兄貴を阻止するため


「①か②のどっちかだよな・・・。」

③に決まってんだろ!!


「悠太、まだSMごっこは早い!」

だから③だって言ってるのが聞こえんのか馬鹿兄貴!!


俺は堺悠太(さかいゆうた)。普通の高校一年生だ。

で、今縛っているのは、俺の兄貴の堺将和(さかいまさかず)。変態だ。


「分ってないな、兄弟とは一緒に寝るもんなんだぞ!」

嘘だ!!


ひぐ●し並みの勢いで兄貴に迫る。


15歳の健全な男子と23歳の男がどうして一緒に寝るんだよ!

「兄弟なんだぞー、仲良くしようじゃないか。」

何が仲良くだ!どうせいやらしい事でも考えてんだろ!


「俺がいつ、そんなことをしたんだ!」

7歳のとき、俺にディープキスをした。

10歳のとき、いろんなところを触られた。

13歳のとき、無理やり風呂の中に入ってきて・・・

そのはかにもまだ沢山あるぞ!

「そんなこともあったけ。」

てめぇ・・・

「それぐらいスキンシップの内だ。」

セクハラだよ!!


とにかく、俺は貞操を守るために兄貴を縛っている。


って、ことでおやすみ。

「お兄ちゃんはこれからどうすればいいんだ?」

さぁ?その状態で寝れば?

「そんな冷たい子に育てた覚えは無い!!」

お前のせいでこの性格になったんだよ!

「冷たいな・・・」

おやすみ!!




*******************************


うん・・・

まだ夜中か。


さすがにやりすぎたかな?

いくら変態とはいえ、実の兄貴だもんな。

ん?

何か変だぞ・・・

上に何かが乗っている・・・

まさか・・・


「お、やっと起きたか。」

てめえ!何故ここに!!

「こんなこともあろうかと縄抜けの術を教わったんだよ。」

たぶん、カッターで切ったな。次からはチェーンにしよう。

「いろいろしたけど起きないから将来が心配になった。」

余計なお世話だ!つか、いろいろって何をした!!

「うるさい口は塞ぐぞ。」


兄貴が俺の口の中に舌を入れてきた


う・・ん・・・

兄貴が俺の上着を脱がす

な、何する気だ!!


抵抗しようと手を動かそうとするが手が動かない

え、ま・・・まさか・・・


「縄があったから縛ったんだ。」

や、やられた。


兄貴の手が俺のズボンの中に入っていく

あ、や、やめ・・・

そこは・・・や、やだ・・・

ちょ、ま、待って!そんなの無理・・・








******次の朝********


「あ、もしもし。堺悠太の兄ですが・・・

あ、担任の方ですか?お世話になってます。

弟は腰痛がひどいそうなので、休ませようかと・・・

はい。この若いのに腰痛だそうです。

はい、ははは・・・。

あ、そうですか。よろしくお願いします。」


ガチャ





兄貴の馬鹿やろおおおおお!!!!





オワタ\(^O^)/


見てくださった方、ありがとうございます!!

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