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詩[思索]

相反と同一

作者: 日浦海里

仮面を被る

自分を演じる


それは自分を偽る言葉

だけど

時にはそれも悪くない


誰かを想う気持ちは胸に

約束のために微笑み顔に


想いと行動は相反しても

どちらも望んだ事ならば

自分で自分を騙すぐらい

大した事ない、そう思う


笑顔でいたいと思う事も

笑顔にしたいと思う事も

どちらも望んだ事ならば

大した事ない、そう思う


しかめっ面も演技の内に

溶かし呑み込む不平不満


時には溢れる事もあって

それも

偽ることない自分だけど


自分を演じる

仮面を変える


相反していて

誰もが同じ事


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― 新着の感想 ―
[一言]  ある程度成長してから、でしょうけど。  人のためにも。自分のためにも。  多かれ少なかれ必要なことなんだと思います。  同時に、全くないとなると問題もあり。  一切それをせずにいられる相…
[良い点] 「大した事ない、そう思う」の部分が素敵です。
[一言] 思春期の頃は特に、本当の自分ってなんだろうとよく考えていたような気がします。外向きの自分も、誰にも見せない自分だけが知る自分も、どちらも自分なんですよね。 どんな仮面をかぶるかも自分次第。そ…
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