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お伴

お伴の男は小声で長者どんに口入れをしました。

「もう少し脅かして働かせましょうか」

長者どんは「まあ待て、慌てるな」

「へいへい」お伴の男は答えました。

娘にわらじは返さずに持って帰りました。


次の仕事を頼まれたおばあさんと娘は

その日から機織りを始めるのでした。

娘が二台目の機織り機を持ち込み

おばあさんに手ほどきを行いながら

鶴の姿に戻り、自分の羽を抜き

おばあさんの機織り機にその羽を差し込むのでした。


「羽のことはおじいさんには内緒ですよ」と

鶴の娘はおばあさんに言いました。

おばあさんは黙ってうなづきました。


そして、なんとかひと月半で二つの反物が

出来上がったのでした。



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