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『或る小説的思想集』

『無限の夢の思想』

『無限の夢の思想』



人間の見る夢は、フロイトなどが考察しているが、読んだ記憶はない。ただ、夢の不思議については、先人が論じているし、何と摩訶不思議なものだと、考えざるを得ない。夢とは、考えてみれば、無限の領域があって、それは宇宙の存在にまで到達しそうな、不可逆性を持っている。



人間は、生きるために夢を見ている訳ではなく、夢を見るために生きている訳でもないと、定義する事は出来る。しかし、矛盾する様だが、生きるために夢が防御装置になっている可能性もあり、夢を現実と捉えて、夢を見るために生きている人もいるだろう。この矛盾は、夢という、明確な答えのない現象が呼び起こす、矛盾である。



つまり、無限の夢の思想とは、夢が無限なため、どこまでも人間が上昇することが出来るという、人間の可能性のことを指している。人間はちっぽけな存在である、これは理である。しかし、人間には無限の夢が詰まっている、これも理である。人間は夢を見るからこそ、人間足り得ているとも、考察出来ると言えよう。

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