表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

プロローグ・下

思い通り、銃弾の雨。


瞬間。


「四色ー!あんた早いよー!」


「お前が遅いんだろ!やるか?」


『了解!』


そう言って、小柄な彼女は二丁、銃を取り出した。


Mini-Uzi。


近距離戦に最適な、短機関銃。


空中で弾の雨をかいくぐり、フルオート攻撃。


見事にその弾は相手に当たることなく、


相手の銃を全て弾き飛ばし、破壊し、四散させてのけた。


「お前の腕も鈍んねーな・・」


「そっちこそ!」


そう言いつつ、先ほどの要領で相手を気絶させる。


「あ、お前が遅かったから、残りボス1人だぞ」


「ポカーン」


「・・・それ実際に言ったやつ初めてみたぞ。」


「「あっ」」


奥の部屋から、あからさまに「気」配がする。


「うっし!ボス戦いきますか!」


「もー・・・行き当たりばったりなのも治しなさいよ!」


そう言いつつ、構えをとる。


そして、奥の扉が開かれる。







「ッチワーッス」


「・・思ってたんと違う件について」


「それな」


もう、なんだ、うん。


胡散臭いおっさんだ。


見たとこそれだけ。


だが、体から溢れている「気」は見た目に反比例。


相手の武装は見たところ、ナイフが一本。


じっと見つめる。


『これかい?』


「なっ・・」


今の今まで前にいた敵の声が。

真後ろから聞こえた!


二つ名「幻影(ファントム)」。


首元に、冷たい感触。


先ほどのナイフの切っ先が、喉に食い込む。


「わたしと戦う気かい?瞬速くん」


「脱獄者はとっちめなきゃなんないのでね。」


正直、七位とは渡り合える気がしない。


だけど。


ここは。


夢への通り道。


やるしかない。


「最終ラウンド」


『『開始!』』





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ