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コンピテンス5  作者: g.j.jijo
26/47

適応4


〜本文に出てくる

「Johnny B Goode」は

様々なアーティストによって

素晴らしい動画が残されています。


本家のチャック・ベリーを筆頭に、

ジミー・ヘンドリックス、


ブルースのBBキング、

ジョニー・ウインター、


あの矢沢永吉が

在籍した伝説的バンド、

キャロルなどなど。


特にジョニー・ビー・グッド、

ジェフ・ベックで検索してみてください。


ニコニコ動画ですが、

ジェフ・ベック、サンタナ、


スティーヴ・ルカサーという

凄腕ギタリストによる


ジャム・セッションも

残されています(必見)。


彼らの名前を知らない

人も多いと思いますが、


とても素晴らしい

ミュージシャンなので

是非チェックしてください〜



〜物語はここからはじまります〜



ユキチを待っている間、

大介は今日演奏する


『Johnny B Goode』

を動画で確かめていた。


チャック・ベリーのシンプルな

ギターアレンジもいいが、


ジミヘンの型破りな

プレイスタイルも心惹かれた。


そして彼の頭の中で

ユキチの歌う姿が

オーバーラップする。


伸びのある高音、

派手なシャウト。


そして魅力的な肢体

とボディーアクション。


その一挙手一投足が、

大介の脳裏に映像として

イメージ出来た。


やはりノリを重視した

演奏を心がけるべきだ。


まずはじめに謙二とユカと、

リズムの打ち合わせに時間をかけよう。


そこからギターの乗り、

そして実のキーボードをどう引き出すか。


説子と洋子には演奏

の楽しさを感じ取ってもらう。


具体的な演奏の

イメージが出来かかった頃、


不意に肩を鷲掴みされ、

局部に閃光が走る。

その拍子に顔を上げると、


「おたんこなす、

しけた顔するんじゃねえよ」

と見慣れた顔が飛び込んで来た。


ユキチはここまでずっと

走って来たにもかかわらず、

全く呼吸を乱していなかった。


「しけた顔は生まれつきさ。

お前みたいに選ばれた顔じゃねえし」


「誰に選ばれたっていうんだよ」


「神様しかいねえだろ」


「フン!顔なんて

どうでもいい」


「お前にブスな

女の気持ちがわかるのか」


「やけに突っかかるじゃねえか。

言っとくけどな、ちやほやされる


だけで女の価値が

決まるんじゃないんだ」


「相手にもされない上に

期待も持てないよりマシだろ」


「てめえ、そんな風に見てるのか?」


「違うさ」


「どう違うんだよ」


「みんな笑顔で

溢れていたら、


魅力的だろうな、

と思ってさ」


「お前、

あたいに笑えっていうのか」


「あら?そうとった」


「違うのか」


「もう少し優しくして

くれてもいいかな〜」


「100年はえーよ」


「え〜あと85年生きられるかな」


「お前、洋子はどうするんだよ」


「なんで洋子が出てくるの」


「洋子だったらきっと3日

ぐらいはえーんじゃねえか」


「あらまあ、

それぽっち」


「洋子とは長い

付き合いになるかもよ」


「あまりいいパターン

とは言えないな。

第一俺がもたない」


「ズーッと筒抜けだからな」


「別に隠すことなんてないさ」


「まあどうでもいいけどよ、

おっと店が開いたぜ。

運動したから特別腹が減った〜」


「やっと、ジョンの

お気に入りパンに会えるんだ!

期待感半端じゃない」






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