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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
最後の書
82/87

作品No.97 「始発列車」

雨が降ったら目を拭いて

君を迎えに行くよ 一番に

風が吹いたら切り裂いて

君を迎えに行くよ 最初に


走り続けてこの道を

決して止まらないで

君を運んでいくから

君の歩くべき道へ


闇が染めたら灯火を

君に捧げに行くよ 一番に

光が照っても走っていく

君を迎えにいくよ 一番で


走り続けるこの道を

決して止まらないよ

君を迎えにいくから

誰よりも先に 一番に


言葉なんてなくても

この鼓動は充分に

伝わっているだろう

永遠なんてなくても

この声は君の中で

ずっと生きているだろう。


君と誰かを引き裂いて

君を迎えにいくよ 一番に


走り続けるこの道を

決して止まらないで

君の進むべき道へ

僕が連れていくから


走り続けてその道を

決して止まらないで

君の進むべき道は

僕が進んでいる道にない


言葉なんてなくても

この鼓動は充分に

伝わっているだろう

永遠なんてなくても

この声は君の中で

ずっと生きているだろう


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