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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
三冊目 白紙束
72/87

作品No.88 「無題」

前髪すかして人の声気にして

どうでもいいことを気にして

本当のことは見えていない

理解するともされないんだよ


あなたの目程 恐い線はないんだ

あなたの声程 怖い音はないんだ


間接的に操られる

糸人形のそのまた糸人形


自分の声とか 自分の想いとか

自分の願いとか 叶えられることはない

年中無休で 後ろ指立てられ

罵声とか冷視線を抱えていく

ブラック企業の様だ


誰かが踏み台 恐い世界だね

あなたの笑顔 意味はないが腹が立つ


直接的に伝えられない

糸電話につながった糸電話


意味が分からない 自分の愚痴とか

自分の苦労とか 全部自分の責任

年中無休で 後悔ばかりして

したいこと願いごと 捨ててばかりで

腑に落ちないようです


晏奈にも頑張ってるのにと

誰かになぐさめられて

頑張ってたって初めて想えるように

なりたいな


世界よ終われ 本気で思う

何もかもが上手くいかなくて


勝手な都合に振り回されて

迷惑するのはどなたなんでしょう?

御客は神様 あなたは女神様

自分だけ救ってくれればいいのにな


いいのにな

いいのにな


ブラックのようなユーモアだった

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