作品No.86 「無題」 作品No.87 「無題」
小さくうなだれた頭を垂らしたら
通行人に振り返られた
特等席に荷物を投げて
自分の世界に入り浸っては
願いなど叶えられない
後悔なんて知ったものか!
と思っていた。
携帯電話で写真撮って
誰にも見られないアルバムを
黙ったまま 突っ立ったまま
誰にも見られないで嘆いた
願いなど叶えられない
後悔ばかりがよぎっていく
一番遠くて
側にいた君へ
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今より未来より どこを向いても
自分用囲まれた 世界が呼んでる
嘆いた意味より 嘆いた事がらが
今でも私の胸を 抉って突き刺す
自分を省るなら 先ずはじめから
辛くても逃げないで世界が呼んでいる
そうして立竦み 周りを見渡して
幸せを見つけた分だけ不幸になる
願いは叶わない どこに向っても
自分用囲まれた 世界に籠もった
ただの話し声や ただの笑顔すら
受入れは不可能 黙ってそれだけ
自分を省るなら 先ずはじめから
辛くても逃げるなと 貴方が叫んでも
最後には立竦み 周りを見渡して
幸福を見た分だけ 不幸になる
自分を変るなら 先ずはじめから
辛くて逃げるなど 誰でもそうだろ
そうして立竦み 周りを見渡して
正解を見つけずとも 一人で歩き出す
世界を変るなら 先ずはそこから
辛くても逃げないと 貴方に叫ぶよ
最後には立竦み 本当の孤独でも
絶望から見える 希望を探すさ
一番遠くで 側にいてくれた君へ