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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
三冊目 白紙束
70/87

作品No.85 「無題」

神様がいないと 誰もが幸福になれない

誰もが幸福だと 神様はいなくてもいい

神様を必要としている人は 大勢いるが

彼らが必要としなくなれば 神様は必要じゃない

そしたら 神様は何のためにいるのかな

生きている意味が人を助けることなら

人を助けきれば生きている意味がない

それなのにどうして人を助けるのかな

自分のことよりも人のことを考えるから?

そう考えればすごくいい考えだなあと

でも、こんな風にも考えられるだろう

自分のことよりも自分の欲望に忠実であると

人を助けたいと思うことも自分の欲望

だから

人のことを考えているんじゃないんだ

自分のことを最優先にしているだけだ

どんなことをしても人のためにはならない

全部自分のためにする

それが偶然人のためになっているだけなのだ

神様でそうなのだ 人間ならばさらに酷い

ボランティアも善意も何もかも自分のため

所詮自分のためにしか生きられない

それが人間なのだ

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