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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
三冊目 白紙束
69/87

作品No.84 「無題」


昨日と同じ陽が今日も昇る

明日と同じ陽が今日も沈む

誰かの朝が僕の夕闇だった

どこかの昼が此処の夜であるように


昨日と違う君が今日を歩く

明日と同じ僕が今日を歩く

誰かの声が 何時かの声が

何処かの君を此処に導くのなら


さよならの響いた耳を

揺らぐ手を捉えた目を

冷やす風を感じた肌を

私はもう疑わないでいたい


君の日差しが何時かの世界なら

同じことはもう起こらない

漠然と闇は迫りくる

それが誰かの夜明けなのか


君の涙と 何時かの光が同じなら

何処かで誰かが笑っているのか

誰かの朝が私の絶望だった

何処かの夢も此処ではすたれるように


閉ざした世界よ開け!

前に本当に何もないか

誰かの夜が夜明けのように

世界は一つでありたいんだ!

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