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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
三冊目 白紙束
65/87

作品No.80 「無題」

空には銀色の雲

風は吹きつけて去って行く

秋の冷たい空気の中

雲間から差し込んだ光がなびく


始まりはいつだって一人

終わりだっていつも一人

つまらないって思えばそれまで

広げるのも壊すのも自分


心の中の色は何色をしているのだろう

夢は淡い そして儚い

未来はそうでも 明日は違う


海の彼方、空の彼方、

どこでだって世界は一つ

嘆き合ったって仕方ないだろう

また会えるまで 笑っていよう


世界は広くてどこまでも

続いているくらいだけど

これだけの人々の中で

君と私は一人だけ


だけど


代わりなんかどこにでもいる

寂しいけど、それが現実

嘆いていたって仕方ないだろう

無理してでも笑っていよう


全てが綺麗に片付くのなら

丁度あの空の様に自由になれるのなら

嘆いていたって仕方ないから

無理してでも笑っているよ


空には金色の光

終わりはいつでも一人

秋の冷たい空気の中

風は吹きつけて去って行った

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