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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
三冊目 白紙束
64/87

作品No.79 「雨の後の夏の日に」(高校生の時のVer)

眩しく輝く太陽と

涼しい青色に煌く空

どんな思いを抱いていても

誰に伝えるでもない


雨が止んでしばらくして

雲が一つも無くなって

悩んでいたこと思い出した


真夏の真昼 日差しはきつい

でも風は涼しくって

冷たくほほを撫でていた


やがて置いていく道に

変わりないとしても

逃げ道を探してみたり


同じことを繰り返す

終わらないとしたら

もうダメそうで


眩しく輝き返す水面

あの青空すらはためかす

どんな思いを抱いていても

時間は過ぎる

孤独は生きる


腫れて乾いたアスファルト

いつものように灼熱になって

雨が降っても日射しが照れば

こんなにあっさり消える


叶わぬ願いを抱えた思いを

誰にも言えずにいる

感情が向かうのは物体か自分か

どちらにしても胸は痛むよ


雨に打たれ泣いていても

その意味を知る人はいない

どんな思いを抱いていても

伝わらないと意味がない


雨で濡れてたアスファルト

いつかのように灼熱になって

涙の後もいつかは消える

時間は過ぎる

孤独と生きるよ

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