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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
三冊目 白紙束
63/87

作品No.78 「君へ for you」

宇宙が出来てから何年たっただろう?

137億年……それよりもずっと前

君が生まれるまでの遥か昔に

想像すらできない遠い昔に


宇宙は生まれた


そしてその悠久な時間を

 今まで通り、何事も無い様に

  積み重ねていくのだ


それに比べて僕らの一生は何だ!

長いと思ってきた時間の短さに

辛い事や悲しい事を積められるだけ積めて

限界さえ忘れて狂った様に

生きなければならない

それでいて僕らの居場所は

広い宇宙にたったこれだけの切れ端もない

あまりに狭く追いやられ

あまりにも孤独なのである


温もりも優しさも無い宇宙

秋の日の 目の覚めた夜に


見上げると、星があった

これまでのあまりに遠い昔の光が

今ここに確かに届いているのだ


この宇宙の見える範囲で

僕らは孤独であるのかもしれない

あの空の全ての星も、宇宙も

僕らが世界を見渡しきれない様に

僕らを知らないのだ

けれどその光を僕らは

ちゃんと見る事が出来るのだ


僕らの短い人生の短い1秒は

宇宙の刻む1秒と

寸分の狂いも無いのである。

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