作品No.3「無題」
たった一人で剣を手に取り
巨大な敵に向かいゆく騎士
それだけで何が変わるんだ
声を聞きとめず一人走り抜ける
何もできないそれがとりえで
ただ一人で歩く毎日
何もできないだから
何もしない それが言い訳で
前だけ見れて歩く毎日
誰かからはうらやましい事
ただそれは自分一人しか
わからない苦しみ
誰もが皆同じ苦しみなら
争いなんて起こるはずがない
だれも同じなんてないから
人は争い続けるんだ
同じ同じは保障されない証
それなのに人はその証を追う
だから争いが起こるんだ
だから誰かを傷つけられるんだ
誰もが同じではないのに
同じでありたいと強く願うから
ただそれだけで何がわかるんだ
ただそれだけが争いの火種
消さないこと、思い描くこと
考えること、自分未来を
逃げないこと、向かっていくこと
動いていくこと、自分自身から
たった一人で剣を手に取り
巨大な敵に向かいゆくこと
それだけで何が変わるんだ
声をひそめ一人走り続ける
何もできないそれがとりえで
ただ一人で歩く毎日
何もできないだから
何かしなくちゃ
人はどれほどの人を傷つけ
それでも前を向いて生きてる
誰れもが皆(同)じ
なんてことはないから
ただ一人にしかわからない苦しみ
そんな敵に向かいゆく騎士
前を向いて生きていきたいから
人はそれと戦い続ける
同じでありたいと強く願う
それだけでは何も変わらない
違いから逃げるだけじゃ
何もわからない
いつまでも続きそうなこの世界で
同じも不思議 違うも不思議
ただそれだけで何も変わらない
ただそれだけが何を変わらない