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作品No.53 「イチリンの花」
君がいなくなってから
どれくらい過ぎたのだろう
君がいなくなって僕は
何をしてきただろう
一人ぼっちじゃないのに
君は一人ぼっちだと思うと
自分も一人ぼっちに
なった気分になるんだ
いなくなった君の影が今も
夕日に照らされている気がする
持つ花は増えるばかり
積まれていく花は減るばかり
他人かが君を忘れたとして
僕は永遠に覚えている
君がたとえ忘れたとしても
僕はちゃんと覚えている
苦しんだように笑っている
これからもそう過ごしていく
僕は君の何なのだろう
たぶん友達ではないしな
どちらにしても君はもういない
どんなに願っても変えられない
君はもう帰れないんだ
返したくても僕にはできない
神さまどうかあの人を
今ここまで返してと言っても
神さまはきっと知らないふりで
笑顔で終わらせるんだ
君がいなくなって
どれくらい過ぎたのだろうか
君が僕を忘れたとしても
僕は君を忘れはしない
この手にのせた花が増えても
君の積まれた花が枯れても
誰もが君を忘れたとしても
僕は君を忘れはしない
この手にのせた花が増えても
君の積まれた花が枯れても
誰もが君を忘れたとしても
僕は君を忘れはしない
君がたとえ僕を消しても
僕は君を忘れないでいるよ




