作品No.32 「れいん どれいん」
誰とも同じで、誰とも違うはずなのに
誰とも違って、誰とも同じふりをする。
何かに頼りたくて、何かのせいにして
自分以外と自分自身を責めていた。
流されることに慣れたはずなのに
いつも一人で苦しんでしまう。
れいん いず かみんぐ とぅ ひやぁ
たそがれも かきけして
くろくそまるそらだ ほら
もう いつかの自分が
自分をすてようとしたのは
ずっと まえのことなんでしょ?
誰とも同じで、誰とも違っていたいけど
誰とも違って、誰とも同じでいたいよ。
自分が頼りなくて、誰かのせいにして
今以上の不幸は無いと思っていた。
嫌われるごとに別れたはずなのに
心のどっかで 引っかかってしまう。
れいん いず どろっぴんぐ ふろむ ひやぁ
たそがれも かきけして
ほおをぬらす 雨がいま
れいん どれいん
そのストローですいとって
きっと まえをむけってことでしょ?
ざ れいん うぃる はふ とぅ すとっぷ
すぅんなぁ おあ れぇいたぁ
ゆう しぃ ゆあ はぁと はす のっと びいん
ふぁいるど うぃず ぐりぃふ
れいん わいぷ おふ ざ てぃあ
全部流してよ ねぇ
れいん いず ブロード 悲しみも
たそがれも かきけして
ほおをてらす光がいま
れいん どれいん
その涙をかがやかす
きっと まえをむけるように