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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
一冊目 黒ノート
27/87

後書きに代えて あとがきを

 日頃より『黒ノート ~あれが世界を救うらしい~』をお読み頂き、誠にありがとうございます!


 正直黒歴史をこんなに曝け出していいのかなっと思いながら連載を開始しました。途中何度も止めたくなったのですが、やっちゃったら、てへぺろって感じで、


 あ、私、紹介が遅れました、ペガサスのライバルの『ジスセル』と申します。


 彼とは物凄い確執があるのですが、すなわち、向こうは「天馬」こちらは「空鹿」なので、空を飛べる鹿か、天を翔ける馬かの違いがあります。むかし、馬と鹿、何方が馬鹿なのかっていう企画をテレビでやってたのですが、鹿が勝てたので本当に良かったと思います。その理論で行くと、私の方がペガサスより上なんですけどね。まぁ、世間では空を飛ぶ鹿の需要なんてほとんどないですね。はい。


 後書きに代えてわざわざやって来たのですが、どうも、世界が救われていないのですね。まあ、あれだけじゃね、世界って救えないんですよ。もっとぐわー!!ってね、やんないとね。


 だから今ね、ノートを探してるんですよ。


 外観は緑色なんだけどね、中身真っ黒っていう……。


 この森に落ちてるらしいんだけどね、山羊より先に見つけないといけないんだよ。山羊はね、馬鹿だから紙なら何でも食っちゃうんだよ。迷惑だよねぇ、あれ。こないだも伝説の魔導書を食って世界が滅亡しかけたからね、あれをどうにかしないと世界に平和なんて訪れないよ。ほんとに。よく山羊と羊がごっちゃになるけど、魔導書食ったのってどっちだったけな。


 まぁ、私はグルメだからその辺の紙なんて食べないよ。


 ん?


 この高そうな本は何だって?


 ああ、これは山羊か羊かに食いちぎられた魔導書だよ……。


 「この馬鹿!! 魔導書食べたのあんたでしょ!!」


 いや! ちがうぞ! 私は、断じて食わないぞ!!


 「魔導書ってどんな味なの?」


 ああ、物凄く香ばしくて、こう、何と言うのかな、まさしく、呪術の宝石箱やぁ!! って感じ……


 「馬鹿!! 私の黒歴史晒す原因あんたかい!!」


 「さて、今日からお前は馬鹿鹿だ!!」


 ちょっとちょっと、なんでそんなに怒ってんの? 世界を救う方法はまだあるよ、だからこうして緑のノートを探しているんだよ!


 「なにそれ?」


 「あ……」


 見たことあるよね。追加ですよ。


 「嘘……」


 夢があるなら諦めちゃだめだよ。


 「う……」


 「そっか! 一冊でダメならもう一冊読めばいいじゃない!!」


 そう言うことだ!! やはり私は……


 「馬鹿ァ!!」


 ズバシ!!


 『続く』

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