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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
一冊目 黒ノート
24/87

作品No.29「ディクショナリー」

いつの間にか、二人でいて。

いつの間にか、何人かいて。

いつの間にか、二人でいて。

いつの間にか、君がいない。


この世界に世界なんてない。

でも、この世界に正解を作った

Noah

いつかの君へ贈る。


いつの間にか、二人でいて。

いつの間にか、何人もいて。

いつの日にか、別れあって。

いつの間にか、君もいない。


この世界に悲しみなんてない。

でも、この世界に悲しみを作った

のは

いつかの自分達ボクラだった。


他人だれかの為に、働いて、

誰かの為と思っていた。

何時かの自分に、言い聞かす。

他人だれの為でもない自分の為。


この世界に救いなんてない。

でも、この世界に救いの手を、

Noah

いつかの君へ捧ぐ。


今、生きている命が、

永遠ではないからさ、

夢とか希望とかが儚く

散っていくんだろう


いつの間にか、二人でいて。

気付けば、一人でいて。

でも、人が一人でいられない

のは

自分達ボクラが二人だから。


今、生きているここは、

Eden とは違うからさ、

苦しいとか、悲しいとか、

感じていくんだろう。


今、生きていることは、

辞書なんかにのってないけど、

自分たちの頭の中に、

すでに入っているからだろう


方舟に乗らなくても。

教科書に載らなくても。


今、生きていることは、

辞書なんかに悲しみとか、

感じて、作っていく、

方舟じゃない、儚い夢。

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