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黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
一冊目 黒ノート
21/87

作品No.26「again」

会えないよもう君は一人ぼっち

大きな空と君は一人ぼっち


終りなんてないたぶんキレイゴト

大切な人と君は一人ぼっち


隣で並んで泣いている

君と僕とあの空が

永遠なんてないけれど

それみたいな気がした


もうありがとう たぶんこれでサヨナラ

明日晴れるから けれどときどき時雨


空にかかってたけれどすぐに消えてった

今度また会おう それで今度はいつ


忘れて拒んでいつの日か

君と僕とあの空が

死んでなんてないけれど

それみたいな気がした


もうありがとう たぶんこれでさよなら

明日晴れるから そしてときどき時雨


雨は何度でも降る 手をつないで

みんなでよりそって 結局バラバラに

だから何度でも昇る 手をつなぐため

こりることはない 僕らみたいに

だからまた手をつなぐ


いつか並んで泣いていた

君と僕とあの空が

永遠なんてないけれど

それみたいな気がした


いつかっていつか たぶんこれで最後

明日会えるなら そしてときどき時雨


いつかさようなら たぶんこれでありがとう

光に満ちてる なのにときどき時雨


再びかかる

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