表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒ノート ~あれが世界を救うらしい~  作者: 時 とこね
一冊目 黒ノート
18/87

作品No.22「零の星」

零れ落ちる雫の中

意味もなく君を探す

滑り転ぶ僕の前に

今もまた君が照らす


遠くの方で瞬く時

君が見えなくなるのが

たまらなく恐いんだ


いつか消えてしまうのって


降りしきる雨かざる

願いよ届け僕の声よ

どんな場所でも平気さ

君がいるから、君が照らすから


零れるあの星が

僕の隣にあったよ

見えなくてもここにいる

願うだけの僕もいる


遠くの方で笑う時

見えなくなった君を

まぎれなく思うんだ


いつか消えてしまうのって


照り出され逃げ出され

今でも届け僕の声よ

どんな時でも残酷さ

君はいない君が照らすから


自分じゃないような自分でも

時にそれが本当になる

わけもわからないままでも

外から見ればありのまま


君は君 僕は人


降りしきる霜を着る

願いは届く僕の声は

どんな場所でも無意味でも

君を叫ぶだろう君が照らすから


降り積もる雪かざる

願いが届く僕の声で

どんな場所でも平気さ

君もわかるだろ君の雫を

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ