表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

神話食材と探偵たち


神話食材とは、神話に由来する生物又は神々の名と能力を持つ人工生命体である。


とある神への献上品とすべく、ファンキー科学者ミーゴー・イカレアブレインが作り出し、見事に脱走させた。


そんな人間に割と害しかない食材を対処する依頼を受け持つ唯一の探偵事務所がある。






「いや普通の依頼も受けているからね!」

「オイテルミィ!サッサとこっち手伝え!」


その探偵達は、現在雪の中で神話食材と呼ばれる存在と戦っている。

ヤツの正式名称は『ソルベリエージュ』。

氷雪の魔神ベルエールズをモチーフとした神話食材であり、力の出方次第で吹雪を引き起こせれる力を持つ。


「けどゴメンなあヤミちゃん。炬燵の魔力は神にも効くんだぜ」

「クソ野郎が!!!」

最早、1人は使い物にならなくなった。


残るは、マトモに温かい布団や炬燵に入ったことのない2人だけ。

1人は6本の刀を曲芸の如く振い、1人は放電するスマホから電撃を操る。


「ああ!強風すぎて電気が飛んでいく!」

「嘘だろウサギちゃん!?」

さらに、もう1人使い物にならなくなった。


「チッ、まだか?」

残る彼女は、何かを待ちつつ近づく。


「流石に6本も使えないけど、2本あれば十分」

風避けにと、振るっていた4本を捨てる。


そこに、1つの専用の通知音が響く。

「来た」

さらに1つ、また1つと通知音が連続して響き渡る。


「寒いけど、まだ全然動く!」

通知音と共に、彼女に力が溜まっていく。


「ヨシッ!…ハアッ!!!」

溜まっていった力を振い、強引に強風を吹き飛ばす。


「ウサギちゃん!」

「ヨシ!」


強風が吹き飛ばされたことを機に、電撃が安定し、スマホを持つ少女が強風の中心に電撃を飛ばす。

それが直撃すると、強風が一瞬止む。


「いっけえーーー」

背後から、炬燵に入った戦力外通告者(馬鹿野郎)が応援するが、もうそんなものは聞こえていないだろう。


そして、敵の目の前に迫る。

ソフトクリームのような渦巻き状の胴体と、クラゲのような傘と触手を持った相手が、電撃によろめき倒れそうになっている。

「確か胴体から冷風とブレードを展開できるんだったな。良い氷菓を作ってくれそうだな」


密かに笑みを作りながら、刀を大上段に構え

「喰らえやぁっ!!!」

力任せの一撃をぶつけ、空間ごと叩き斬る。


すると、切断面からエネルギーが溢れ出す。

「ハアッ。なんとか一撃で済んだな」

「おおー電波が安定してきたよ〜。やっぱりゲームするなら悪天候はクソだよね」


エネルギーが流出しきると、ソルベリエージュは萎んでいき、疲れ果ててか倒れた。

「神話食材ゲット!コレで依頼は完了だね?」

「そうだな。報告が終わったら温泉でも行くか」


コレが、神話食材の依頼を請け負う探偵達。

久留亜探偵事務所の1日である。


コレクトゥルフ神話trpgのシナリオアイデアの没案を掘り起こしたものですけど

案外面白そうに作れそうかも

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ