貴方と異能戦場へ

【お知らせ】
第151話で更新を終了します。年内には改訂版の更新を開始する予定です。

22/12/8より改訂版の更新を開始します。下記URLから改訂版に飛べます。
https://ncode.syosetu.com/n5421hy/

24/10/19に改訂版が完結しました。



【あらすじ】
　21XX年、とある島は4つの主だった組織によって均衡が保たれていた。其々の組織の良家には、東西南北の文字が入った苗字が与えられている。
　東の最年少幹部である霞城はある抗争の跡地へ赴き、とある最下級構成員と出会う。東に属しながら南と名乗り、抗争にて血で手を染める日々を送る者だった。
　接点のないはずの2人の出会いが、島の運命をゆっくりと変え始める。

【第2章】
　ルールのある戦争・異能戦争へ参加するため、異能戦場へ赴いた東一行。そこで一行は様々な人物と出会い対話し、己を知り向き合うこととなる。

【第3章1部】
　異能戦場から戻った一行は、休む間もなく以前より東が抱えていた問題と対峙する。それは数名の力ある者が反旗を翻し同志を募り作った団体が、力を付けていることだ。
　その反逆者集団の長から“異能戦場で待つ”という手紙を受け取り、一行は再び異能戦場へと赴く。

【第3章2部】
　再び本部を発った一行は教養本部に立ち寄り、一組の恋人と出会う。それは、ほつれた糸が絡まり合いただの塊となっていた心が、その形を取り戻し始めるきっかけだった。

【第4章】
　異能戦場を占拠していた、反逆者集団の問題を片付けた一行。本部へ戻ると、他の拠点も鎮圧に成功しており反逆者集団は完全壊滅目前だった。
　一方で思わぬ出会いが、眠っていた問題を露わにする。不穏な空気が漂い始めるが、時間は過ぎて行くばかり。後処理をこなしながら、次々と現れた各組織からの使者の対応をする。休む間もない一行の未来に待つものは、なにか。