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花鳥風月

花鳥風月


花 夢を見た。瞬きを忘れるほどの美しさと、気の遠くなるような香り、手に取ろうとしても、決して届かない。何処かに飛んで消えてしまいそうな、儚いそれは・・高校入学初日、隣の席には夢のような君が咲いていた。


鳥 朝焼けが好きだ。あの力強さ、尊い美しさ、非日常的な、赤のグラデーションに引き込まれそうになる。だから今日もとばす。飛べない代わりに、自由になれない代わりに、悠々と飛ぶために、朝一番にふかれて、今日もあまく焦がれる想いを、君に飛ばす。


風 屋上へ上がる階段。一段上がる度に、鼓動が歩くリズムを超してゆく。重い扉を開くと、初夏の日差しが羽毛のように世界に舞い降りた。勇気を出して放った言葉は、君から吹いた冷たさに微笑まれ、どこかへ消えた。横を通り過ぎる微かな流れに、それでも香りが身体に焼きつく。群青の空は、清々しく胸を通り過ぎて、暗がりがかった顔を見せた。


月 少しの欠けもなかった。端麗な球体。黄色い輝きを放ち、周りの星さえも見えなくなって、黒く、暗い不安なステージの真ん中に、堂々と浮かんでる。その他の物全てが引き立たせ、主役を光らせる。完璧な存在がそこにあった。手を伸ばせば届きそうで、でも絶対届かない、それでも掴もうとせずにはいられない。優しい光に照らされて、涙と共に夢へと墜ちていく。



お読みいただきありがとうございます。

初投稿です。本当に思ったことをそのまま書いているので、文章は滅茶苦茶です。

自己満足で少しずつ投稿していきます。

今回は花鳥風月それぞれに文を書きました。高校の文芸部で書いた、140字制限の文章を基に字数制限なしで書きました。


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