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仮面の魔王。

頑張って書きますので、よろしくお願いします!

あ~もう!

もし来世があるなら、今みたいな人生だけは送りたくない!

平凡に生きて平凡に死ぬ。思い返せば、いいこともないし悪いこともないつまらない人生だった。


だから、来世は退屈しないような才能とかに恵まれたい!!

心の中で叫ぶ。


車に引かれたときの叫びたくなるようで叫べない激痛はもう消えて、

静かに目を閉じた。


「!」

生きてる、、どこもいたくない。手も足も動く。

近くにあった鏡で自分の姿を確認する。


「ッ~~!」


鏡に映ったのは、

平凡な私が唯一といえるほど没頭していた乙女ゲームの魔王の姿だった。


「どうなされましたか?魔王様。」


「いや。なんでもない」


もう300週はした乙女ゲームの世界に入れるとは・・・

確かこの乙女ゲームは、勇者パーティーに入った聖女がヒロインであり、

攻略対象は、


勇者 アレン・トールーク

戦士 ミルト・ラパメガン

魔術師ヘルト・リリーシス

弓術師エルト・リリーシス


ちなみにエルトとヘルトは腹違いの兄弟で、仲の悪い2人にヒロインである聖女が、


『同じパーティーなんだから、仲よくしないとだめですよ!』


と言ってほほ笑む姿に2人とも惚れちゃうんだよね。


肝心な、魔王わたしについてはかなり情報が少なく、いつも仮面をかぶっていて、(今もかぶっている)顔すら出てきていない。

でも喋るシーンが1つだけあって、でも口調は男って感じだった。

もしかしたら、見せれない理由があるとか?


「名前を聞いてもいい?」


「魔王様どうされたんですか!?変なものでも飲みましたか!?

 1歳のころから使えている四天王最強のエルナですよ!?」


「そうだった。ごめん、急に」


「ほんとに大丈夫ですか?いつもとしゃべり方が違いますよ?」


「大丈夫。(え~っと確かステータスだっけ?)ステータス」


!!!!!


よっわ!魔王よっわ。見た目も152㎝くらいなのにステータスもなぜか身長に比例してるよおお!


hp   4

mp   ∞

攻撃力 3

防御力 5

俊敏力 4


・・なんでmpは∞なのにこんなに弱いんだ。

魔王やめちまえ。そういえば、、、乙女ゲームでも魔法は立派だったくせに

剣も持ってなかったしすぐ死んだよね。あ。


これつんでない?

つんでない?

泣いていいですか?






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