第5話 並ばないファミレスが最強説
長くあいてしまった
「あれ?このファミレスこんな形だったっけ?」
「最近改装したみたいだよ。お陰で並ばずに入れるようになったの」
たまには疑問を口に出してみるのもいいものだ。天使がそばにいるからな。
「確かに全然並んでないな」
そう言って竜司が扉を開ける、そこには沢山の学生がいた。
「なんなのだこいつらは、悪の手先か?」
「おい竜司失礼だろ」
木下さんが店員に人数を告げて席を確保する。
並んでは居ないもののかなり混んでいた。
「凄い人ですね!改装してなかったら30分は待つくらいです」
すぐに入れたのが嬉しいのか凛ちゃんのテンションがちょっと高い。
お子ちゃまだな、だが、そこが可愛い。
「そうだな、出てくるのが遅いかもしれないから早く注文しよう、修司はいつものか?」
「そうだな、できればトマトの量を増やしてくれ」
「了解だ」
そんな会話をしていると木下さんが
「本当に仲がいいんだね!私と凛ちゃん見たい!」
「お互いの好きなものとか全部わかっちゃう感じですね!」
辞めてくれ、俺にそっちの趣味はないんだ。
「修司は頼むものが基本的に決まっているからな、長い付き合いならこれくらいはわかる。我は色々食べたいから毎回違うがな」
注文を終えて、何気ない会話をしていると、料理と一緒に奴が来た。
竜司風に言うなら悪の手先が。
短いです。
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