第3話 誘われてOKまで1話使うとかマジですか?
続きます。
木下さんからお昼のお誘いだとー!
何で?俺なんかした?
まさか俺か竜司に興味が⁉︎
まぁ竜司に興味ない奴はいないだろうけど。
「すまない木下さん。この後は修司とゲーセンに行くんだ」
おいー!何普通に断ってんだよ!飯行こうよ。断るにしても、もっと厨二っぽく断れよ!
「そうなんだ。ご飯食べた後私達もゲームセンター行こうと思ってるけどそれでもダメ?」
小首を傾げながら、聞いてくる木下さん、マジ天使。
「竜司、木下さんもこんなにお願いしてるんだ、飯行ってからゲーセンに行こう」
「修司がそう言うならいいが。一回断っといて済まない。行ってもいいかな木下さん」
厨二はどうした。今のお前は普通だぞ見た目以外。
「良いよー!この後正門に集合ね!私ともう一人隣のクラスの子連れて行くから!」
そう言って天使は小走りに去って行った。
「竜司、いきなり女の子とご飯だぞ。なんかあるなこれは」
「あぁ。確かに怪しいな。木下さんはもしかしたら」
気づいたか竜司も。そうだよな木下さんは天使だな!
「悪の手先かもしれんな!」
何⁈
「俺に近付いて封印を解放する気かもしれない。少しフレンドリーに行き過ぎたか。警戒して行こう」
フレンドリーに行くと普通になるのかお前は?
とにかく大人しくしていてくれ。
「竜司、俺は結構この後のご飯を楽しみにしている。頼むぞ」
「任せてくれ!何があろうと守ってやるからな」
頼んでない。
何も起こりませんように。
そう思いながら、正門に向かうのだった。
他のクラスメイトの視線が少し痛かったです。
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