表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現実世界のダンジョン記  作者: すなくじら
1/1

プロローグ

 ---2135年---


 世界にダンジョンが誕生した年から約4年と11ヶ月の月日が経った。


世界にダンジョンが誕生した次の日 ニュースでは朝から世界の終わりが始まったなどとニュースをやっていたが その1ヶ月後には神が私たちに手を差し伸べたなどというニュースに変わっていた。


理由は簡単である。世界中の人口が増加し、資源が足りないなどという問題が大きく取り上げられている時代である。


ダンジョンという無限に湧き出る資源を手に入れたらそれは神が私たちに手を差し伸べたと言っても間違いでは無いのではないだろうか。


それも世界中ある程度人口がまとまっている場所には大抵ダンジョンが誕生した。

日本には4つ。アメリカ、ドイツ、イタリア、皆が1度は必ずというほど聞いたことある国には複数のダンジョンが誕生したのだ。


いままで戦争という形で敵対していた国々はすぐに同盟を結び、この世界には戦争という言葉が無縁になっていった。



そんな時からもうすでに4年以上の月日がたち、来月からは一般人にダンジョンが公開される日が訪れる。


対象は15歳以上で契約書にサインするだけという簡単なものだけだ。



ダンジョンが公開されるにあたり危惧されていることはある。





人が死ぬのだ





それはそうだろう。ダンジョンである。モンスターが生まれ人間の敵対者として道に立ちはだかる。



実際にスライムなど国民的キャラクターから、だれも名前を知らないようなモンスターが数多くいる。



そいつらと戦い、アイテムをドロップさせ、宝を探し、一攫千金を狙うのがダンジョンである。



一攫千金を狙わないまでも、1階層でのモンスターはそんなに強くない。がしかしモンスターのドロップアイテムの買取額はそれなりにいい値段になる。


あまり危険がないのにだ。


冒険がありそこらへんのアルバイトの数倍から数十倍稼げる。多くの人はまだかまだかと胸をときめかせダンジョンが公開されるのを待っている。



それは「悪夢のはじまり」なのか?「神の祝福」なのか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ