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魔王様はお年頃

大陸

作者: アベベ

前書き多すぎてダブってしまう(笑)

「ここが大陸かぁ~!」

 子供っぽい(アルフレッド達も子供だが)性格なのは、ベガスだ。

皆口々に、感想を雑談していても、一人だけそこらへんの草を見ては驚き、虫を見れば喜び、捕まえてみる。そんな性格だ。

 そして、一行が着いた港町はマウス、【港町マウス】に到着したのだ! マウスは結構でかくて、横には一同が目にした事のない船が、あったりしてベガスは興味津々で見てる。

「ちよっと観光しようか」

「アルフレッド良いこと言うじゃねぇか!ガハハ!」

 パドルがからかう、それは続いて……

「チェルシーがいれば、デートだったのにな~、残念だなアルフレッド!」

 と、強く背中を叩く!

「痛いっすよ」

 てっきり、バレて言っているのではないかと、心臓が止まる勢いだった。

 観光は夕方まで続き、結局、マウスに一泊する事になったが、会計役目のサヘルが「もう金がない。明日はマウスで皆働かないと、この先生きていけない!」などと、言ってた不安なまま、夜を向かえる。

 男十七人と、女一人と、大人一人、それぞれ思い思いの場所で働こうと、リーダーのナンバー(二十歳)が言った。彼は人望が厚く、剣の腕もよく、海賊船の時は弱い者を、まもりながら戦った! 状況を見定める目をもっている。まるで太陽や月、星が空から彼等を見張るような。

 働くのはアルフレッド、キッドと名乗っているチェルシー、キディ、ナンバー組と、以下略。とりあえず皆働き口を、見つける事に成功した!

「俺らは酒場での皿洗いだ!気を抜くな!少しでも多く稼ぐんだ!何せ出来高によるからな!」

「わかった!」

「そんな、力み過ぎよ(笑)」

「ん?よ?お前は女か?」

「嫌だなぁ~!んなわけない、じゃないですか~」

  アルフレッドが慌てて、フォローする。

 皆が、一生懸命働いている中、十七人の中で一番の悪ガキ(?)ども、フレッド(十九)とトート(十七)兄弟はサボっていた。

「働くなんてかったりぃ・・・」

「兄貴!ナンパでもしようぜ!」

「いいな!ナイスアイディア、トート!」

 町の目抜き通りに、二人は行った。

「ねぇ、お嬢さん。俺たちとお茶しない?」

 もちろん、お茶代もない兄弟だった。

「嫌よ!そんなダサい服の男なんて!」

 グサリ! 何かが、フレッド達に突き刺さる。フレッドは村の中では違和感ないが、町で見るとかなりダサい! もちろん、主人公だからと言って、アルフレッドがかっこいいわけではない。アルフレッドもダサい。

読んでくれてありがとうございます。まだ続きます。

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こんな朝早くしかも土曜に、読んでくれる人いるのか?
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