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短編~中編

余命僅かのライバル令嬢ですが、この病は治ります。余生は推しの執事とのんびり南の島でバカンスしましょうか ~殿下、追いかけていらしたのですか?

 私の婚約者、シリル王子殿下は美男子だ。

 でも、私の()しではない。

 

「レイナ、お前のことを『氷のように誰に対しても冷たい』と皆がよからぬ噂をしているのだ。もちろん悪意的に噂を広める者には注意しておいたが、お前自身の振る舞いが原因でもある。人が多く見ている場では、もう少し第三者からどう見えるか意識してみてはどうか。……顔色が悪いぞ、レイナ……?」

 

 声も美声だ。乙女ゲームでも人気だった。

 

「でも、私の推しは執事キャラのセバスチャンだったなぁ……ごふっ」

 年上の従者キャラって、いいと思うの――あら? この記憶って、なあに?

 

 私はゴホッと血を吐きながら、前世の記憶を思い出した。

 

「レイナ!?」


 よろめいた私の身体を、シリル王子殿下が支えてくれる。

 

 私を支える殿下の腕は、(たくま)しい。

 細身に見えて、しっかりと筋肉がついている。頼もしい。

 

 私たちは政略上の婚約関係だ。あまり気が合わない。お互いに好意が薄い。

 でも王子殿下はちゃんと紳士的だ。

 愛情たっぷりとはいかないけど、冷たすぎることもない。

 今も心配してくれている。優しい。

 

「殿下……わ、私に近付いてはいけません。(やまい)伝染(うつ)ってしまいます」

「病だと!? まさか、不治といわれる流行り病か!?」

 

 一秒一秒、前世の記憶と今世の記憶が急速に()け合っていく。

 乙女ゲーマーで執事キャラ推しだった私と、レイナの私が混ざっていく。


「私、レイナは……乙女ゲームの……ライバル令嬢キャラだったのです」

「レイナ、何を言っている? オトメゲーム?」

  

 どの攻略キャラのルートを選んでも、レイナは不幸な結末を迎える。

 自分の婚約者を奪ったヒロイン――自分と違って健康で未来があるヒロインを憎んで敵対して。

 断罪されたり、自害したり、病が悪化して亡くなったりする……。

 そんな人生、悲しい。嫌だ。

 

「はぁっ、はぁっ……だ、だいじょうぶ、です、殿下。ですが、さようなら……ですっ」

「レイナ!? おい、医者だ。医者を呼べ……!!」

「でん、か……っ」

 

 私はハンカチで口元を拭い、微笑んだ。

 ライバル令嬢キャラだけあって、私は気の強い印象を与えがちな容姿をしている。

 無害に見えたらいいな――そう思いながら睫毛を伏せれば、シリル王子殿下が息を呑む気配がする。


「私、もう殿下の婚約者ではいられません。婚約者の座を退(しりぞ)かせていただきます……殿下には、これから新しく素敵な淑女との出会いがあると思います。どうか、お幸せに」 

 

 そこまで言い切って、私は意識を失った。

 

 

 * * *


 

 今はまだ、ゲームが始まる前の時期。

 シリル王子殿下はヒロインに会ってもいない。

 レイナも嫉妬に駆られたり罪に手を染めたりしていない。

 せいぜい、身分や能力を笠に着て高慢な態度を取っていて周囲の評判がちょっと悪いかな、程度だ。

 

 でも、数日後、祝祭の朝にヒロインが王都に来る。

 そして、全てが始まるのだ。


 婚約者が他の令嬢に恋をする姿を近くで見るのって、つらくない?

 ……始まる前に逃げてしまったらいいんじゃない?

 

『不治の病なので、もう婚約者ではいられません。さようなら! 私は療養します。療養先は秘密です、探さないでください』

 そんな手紙を残して、私は殿下の元から去ることにした。

 

「なんとレイナが不治の病だと!?」

「お父様、ご心配なさらず。でも、婚約は破棄したいです、よしなに」

「レイナ、どこへ行くというのだ。レイナ――!?」

「お父様、大丈夫ですわ。詳しくは後でお手紙書きますから」

   

 私は推しキャラである執事セバスチャンと共に、王都を離れて南の島に向かった。

 ちょっと強引な出発になったけど、なにせ病の身には時間がない。急がないと。


「お嬢様、一体何をお考えなのです?」

「ふふ、セバスチャン。私は今、すごい知識を持っているの」

  

 私は覚えていたのだ。

 ゲームにはライバル令嬢レイナ以外にも不治の病に苦しむ攻略キャラがいた。

 そのキャラのルートで、ヒロインは治療方法を発見する――


 そう、この病、治るんです!!


「セバスチャン! この病……治るの!!」

「お、お嬢様」 

 セバスチャンは可哀想な子を見る眼で私を見ている。ねえ、信じて? 

 レイナはツンケンして高飛車な令嬢だったので、たぶんセバスチャンからの好感度があまり高くない。残念。

 

「お嬢様、お体の具合はいかがですか? ご無理はなさらないでください。ああっ、鼻血が出ています。起きていてはいけません、ベッドに横になってください。私がベッドごと(かつ)ぎますから」

「大丈夫よ、セバスチャン。今日も顔が綺麗ね。そのちょっと困った感じの顔、私は好きよ。担がれたら顔が見えないから嫌。というか、ベッドごと担ぐって意外とワイルドなのね」

 

 ライバル令嬢レイナの執事セバスチャンは、いつもレイナの斜め後ろに控えているイケメン執事。

 原作ではセリフも出番もほとんどない。でもその存在感の控えめなところがいい。

 活躍しなくてもいいの。イケメンで執事なだけで推せるの! 

 

 ああ、思い出す。

 二次創作のイラストを毎日検索して神絵師に感謝していた日々を。

 それが今では毎秒動く推しが鑑賞し放題よ! すごい。

 

「レイナお嬢様、なぜ海に行かれるのですか? 危険でございます。まさか病状が悪化する前に海に身投げしようなどとお考えではありませんか?」

「身投げはしないわ。この海に人魚がいるのよ」


 前世のゲーム知識を活かして、私はイベントが起きる予定の海に出た。

 乗り込むのは見た目も優美で綺麗なスワン号という我が家の船。

 

 使用人もたくさん乗り込んで、私の体調を気遣ってくれる。

 ちゃぷ、ちゃぷという癒し系の波音が、耳に心地よい。水の音って、独特の安らぎ効果があると思う。

 海面もおだやかで、お日様を浴びた水がきらきらしてて、とっても綺麗。視界いっぱいの海景色は、開放的な気分になる。

 

「お嬢様は思い出作りをなさっているのだな」

「お体が動く間にできる体験をしておきたいというお考えなのだろうな」

「お可哀想に……」

 

 あっ、使用人たちに可哀想な子を見るような目で見られている!

 

「そんな目で私を見ないで。今治るから――ごほっ、ごほっ」

「キャァッ、お嬢様が吐血を!」

「はわわ、しっかりなさってください!」

「貧血に効く魔法薬でございます、お嬢様~っ!」

  

 船の上が大騒ぎになる。

 私は騒ぎの中で、口から溢れた血を、ぽたりと海にしたたらせた。


 すると。

 ――ちゃぷり。

 きらきらと日差しを反射する波間から可愛い人魚が顔を出した。


「な、なんだ!? 人魚!?」

 使用人たちがびっくりしている。

 

 私は原作ゲームと同じ展開ににっこりした。

「ゲームと同じだわ。不治の病に冒された血で海を汚すとやってくるのよ。人魚さん、私の血で海を汚してしまってごめんなさい。病気なの……お詫びに、陸地の果実や宝石をプレゼントします」

「コニチワ、コニチワ。アナタ、キレイナニンゲン。ビョウキ? カワイソウ」

「ありがとう、アナタも、とても、キレイ」  

 人魚はカタコト喋りだった。和む。喋っていると、こっちまでカタコトになっちゃいそう。

 

 プレゼントで人魚と仲良くなると、人魚は深海でのみ採取できる不治の病に効く薬草をくれた。

 原作ゲームでも、ヒロインが人魚とこうやって仲良くなって攻略キャラの病気を治すのだ。


 でも私は、自分ひとりが治って終わりにはしない。


「ありがとう、人魚さん。私の病はこれで治るわ。それと、この病気に苦しむ人は地上にいっぱいいるの。もしよかったら、他の人の分もいただけないかしら。人魚さんたちが欲しい地上の物を代わりに贈るので」

「ブドウ、イッパイホシイ、ワタシ、スキ」

 人魚は葡萄が特に気に入ったようだった。


 異種族間の交易は、成立した。

 私たちは不治の病に効く薬草を手に入れて、世の中へと流通させる計画を立てた。

 

 これで病気に苦しんでいた人たちが救われるはず。よかったよかった!

 生きたいのに生きられないって、悲しいもの。治せる病は治しましょう!


「余生は推しの執事セバスチャンとのんびり南の島でバカンスして過ごすわ」

 

 病の癒えた私はちょっと困り顔のセバスチャンと一緒に療養という名のバカンスを楽しんだ。


 透明な海を鑑賞しながら、白砂の浜辺での日光浴やボート遊びを楽しんだり。

 島内の自然に囲まれた小道を歩いたり。

 使用人たちをチーム分けして、島の洞窟探検大会をしたり。近くの小島をひとつひとつ探索したり。


「お嬢様、本日の特製ドリンクでございます」 

 セバスチャンは新鮮なフルーツをブレンドしてフルーツスムージーを作ってくれる。これが見た目も綺麗で、味も美味しい。

 使用人の中で魔法に長けた者が氷魔法で冷やしてくれるので、ひんやりしてて最高!

 

 セバスチャンは従者の一線をわきまえていて、恋愛関係に発展しそうな気配が全くない。でも、そこがいい。

 主の令嬢が隙を見せたからって軽はずみに手を出してくるセバスチャンは、私が推しているセバスチャンではないの。

 セバスチャンはあくまで執事として仕えてくれるところがいいの。

 

「お嬢様、王都へはいつ戻られるのですか。療養場所を婚約者の殿下に内緒になさる理由はなんでしょうか」

  

「死ぬはずだった命が助かっているのだもの。生きているだけで私、満たされている。幸せよ。今日もお日様は眩しいし、潮風はちょっとべたべたしていて、暑い。でも、暑いなって思いながら浜辺を歩いて波に足を晒してみたらとっても冷たくて気持いいの。すべては生きているから感じられることなのよね。冷たい感覚を気持ちよく思えるのは、暑いからなのだわ。生きているって、楽しい」

 

 ふふ、と笑うと、セバスチャンは眩しそうに私を見た。

 

「レイナお嬢様は、お変わりになりました。以前はもっと……いえ、失礼いたしました」

「ううん。いいのよ。私、セバスチャンの言いたいことがわかるわ」


 前のレイナは、他者に「レイナはすごい」と思われたくて必死で、心に余裕がなかった。

 

「私は由緒正しき血統。生まれながらの特別な存在。一流の教育を受けて、人の何倍も努力をしたの。私は他者よりも優れているの。他者は私より劣っている――……私は、そう思っていたのだわ」


 自尊心がすごくて、「私は他の令嬢より優れているのよ」という気持ちが強くて。

 他人を見下していて、……私、嫌なお嬢様だった。


「血統なんて、教養なんて。こうして大自然の中で潮風に吹かれて波の冷たさに足を浸していると、意味がないことのように思えるわ。ここには、世間体も争いも何もない……」

 私は、のんびりと微笑んだ。

 

 と、そこへ。


「レイナ……!!」

 とても聞き覚えのある声がした。

 

「――シリル殿下!?」


 振り返ると、懐かしい人がいた。


 神々が丹精込めて造形した至高の芸術品めいた美貌の王子様。

 明るい世界がよく似合う、陽光の中で光輝くような美男子。

 でも、こんなところにいるはずのない、……シリル殿下だ。


 急いで走ってきた、という格好で汗をかいていて。

 いつも整っている装いも着崩れたりしていて。

 眠れていないのだろうか、目の下には、濃い隈がある。

 頬がこけた感じもある。

 

 夢?

 幻?

 呆然と目を瞠る私の身体が、駆け寄ってきた殿下に抱きすくめられる。


「きゃっ……」

「探したのだぞ。とても、とても心配したのだぞ」


 熱い体温と、ぜえはあと乱れた殿下の吐息が、私の情緒をかき乱した。


 シリル殿下は、いつも余裕で、落ち着いていて。

 何があっても慌てたりしない、頼りになる王子殿下――……なのに。今は。


 ばさばさと、紙の束が周囲に散らばる。

 殿下の筆跡でびっしりと文字が書いてある紙――手紙だ。いっぱいある。


『レイナ 今 どこにいるのだ?』


『体調はどうだ?』

『苦しくないか? つらくないか?』

『どうして ひとりで死のうとするのだ』 


 ――私に宛てた想いが、手紙が、たくさん、たくさん。

 風に煽られながら視界を舞って、波に乗って、ぷかぷかと流れていく。

 

「どこに出せばいいのかわからない手紙を、書いた。毎日書いた。たくさん、……たくさん書いた!!」


 シリル殿下が、必死に叫んで、顔を歪めている。

 泣きだしそうな顔で、一生懸命に私を見ている。美しい瞳に悲しみと深い愛情を溢れさせている。


「どうしていなくなるんだ。最高の治療を手配しようと思ったのに。なぜいなくなったんだ。俺がどれだけ……もう、会えないのかと……俺は、病が感染(うつ)っても構わない! お前が死ぬなら、一緒に死ぬ。最期までお前といる。お前が死んだら、俺は共に死ぬ!!」 

「な、なんです? なんですか、殿下。えっ? なにを?」

  

 抑えきれないといった様子で、殿下が想いを響かせている。

 

 こんなイベントは、ゲームにもなかった。

 

 ううん、違う。この人、人間だ。キャラクターじゃない。

 そうだ。私、ゲームゲームってそればかり考えていたけど、今、この瞬間をこの世界で生きているこの人は、生身の人間だ。

 私は、強く現実を意識した。


「あ……っ、ごめんなさい。私、……す、すごく、心配してくださったの、です、ね」

「当然だ……っ」


 宝物を慈しむように、シリル殿下が私の手のひらにキスをする。

 息が、くすぐったい。思わず身体が震えてしまう。

 

「俺に隠れてひとりで死のうというのか。そんなのはあまりに悲しい。寂しい。嫌だ。俺はお前のそばにいる! そばにいさせてくれ!」  

 シリル殿下の大きな手が、頬を包んでそっと上を向かせる。祈るような眼差しで私の目を覗き込んでくる。

 ――頬が燃えるように熱い。

 

「あっ……」 

 吐息が鼻先をかすめて、頬へと柔らかなものが触れる。神聖な口付けに、切ない声が続く。

「愛してる、レイナ」 

 シリル殿下の瞳から透明な涙がこぼれて、私は胸を衝かれた。

 

 抱きしめられた肩越しにセバスチャンが見える。

 紙を手に持って見せてくる。


『私が場所を教えました』

 ……犯人はあなたなのね! 場所を教えるなら、治ったことも教えてあげればいいじゃない!


 ――ぐすぐすと泣いているシリル殿下は、グッと胸に(せま)るものがあるけれど。

 正直、嬉しいと思ったりしてしまうけれど……!! 

 

「でででで殿下、ご、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。あの、……私、死にません。治ったので」

「そんな嘘言わなくていいんだ、無理しなくていいっ!」

「う、嘘ではありません……これから病を治す薬草を広める予定もあるのです。私だけではなく、みんなの病が治ります」 

「う……ん? そうだな、みんなの病が治ればいいな……神々よ、われらの祈りをききたまえ……」

「本当です、薬草をお見せしますから、ちょっとこちらにいらしてください……!!」

 

 シリル殿下は、その日から付きっ切りで私と過ごした。

 過保護になった殿下はなかなか私の病が完治したことを信じてくれなかったのだけど、やがて大丈夫だとわかってくれた。

 

「よかった。レイナ。よかった……」

「ご、ご心配をおかけしました……」


 

 王都に帰った私たちは結婚した。

 

 気になるヒロインはというと、「もしかしてあなた、前世の記憶があるの? 私、前世でライバル令嬢推しだったの」と言いながら近づいてきたので、前世の記憶持ち友達として仲良くなりました。

 

「現実とゲームって、違うのね」

「私もそう思っていたわ」


 ゲーム通りだな、と思うこともあるけれど、この世界はゲームじゃない。

 モブだったひとりひとりに人生があって、ゲームのことなんて何も知らずにたった一度の人生を一生懸命、生きている。

 

「このドリンク、美味しい……!」

「でしょう? 私もお気に入りなの」

 

 ヒロインちゃんと一緒におしゃべりを楽しみながら、私は自分のお腹を撫でた。

 そこには、新しい命が宿っているのだ。

 


 めでたし、めでたし――Happy End!

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[一言] セバスチャン、いや、分を弁えていたのかもしれないし、好意は無かったのかもしれないけど。 王子を呼び込んでいるあたり納得済みなのかもしれないけど。 読者的には推しと一緒になると思ったら意外と…
[一言] 誰もが推しは推したいが好きになられたら情はわきますもんね…人魚がブドウ好きになるのなんかわいいですね。海ブドウあるから慣れてるのかな?
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