第十一章 死者の国、そして新たな敵 第三話
死者の国から帰還した後、俺達は最高神討伐の最終準備の会議の準備をしていた。
母さんとの話でより一段と最高神への信頼は消え失せた。
これで思う存分奴を痛め付ける事が出来る!
「坂本?なんか目が血走ってるぞ?」
「そうだぜワンコロちゃん?
二兎追うものは一兎も得ずだぜ?」
「ひっ!?也明日さん!?
また俺のケツを叩くんですか!?」
「叩かねぇよ、てか、怯え過ぎ(笑)
もう敵同士でもなんでもないからよ、気楽に行こうぜ?」
「でも、まだ怖い…」
「そうですよ、也明日さん。
元・侵入者とはいえ、あんな仕打ちを受ければ
怯える動作を取るのは当たり前ですよ?」
「剱持…仕方ねぇだろ?
俺は『卑怯』を極めた天才だからよ?」
「言い訳が身勝手過ぎます…
ごめんなさいね、坂本さん?
この人は根は優しい人だから」
「それは分かってますけど…あの痛みと恐怖は未だに忘れられません!」
「あはは…完全にトラウマになってますね…」
そうそう、也明日さんの横に居る華奢な女性の様な人が
剱持明日香さんだ。
見た感じは大人しい清楚な女性にしか見えないが、
剣を握る時と道着を着て戦う時になると
顔に修羅と悪魔が宿る狂人の男の娘らしい。
まぁ、仲間には優しいらしいから安心出来る。
敵側として見た時は恐怖で腰が抜けそうだったが、
味方となった今では頼り甲斐のある大きな戦力だ。
これからも仲良くしていこうじゃあないか?
そして、俺が暫く〈江熊〉の幹部の皆と話していると、
久しぶりに見る顔が現れた。
「おー、りーおん!
久しぶりじゃねぇか?」
「センジー君!久しぶりですね!
…と、言っても別れてから4日しか経ってませんが?」
「細けーこたぁ気にすんなよりーおん?
今日は記念すべき〈志熊〉と〈江熊〉の決起集会の日なんだからよ?」
「天竜君も…相変わらずですね?」
「まぁ、この前北条に負けて少し凹んでるがな…」
「いやいや、俺とお前の決着はまだ付いてないぞ?
馬鹿猫が止めやがったから白黒つかなかったし…」
「なら、今度決着つけるか?」
「あぁ、新たな暴走族のNo.3の座を掛けて…」
「「勝負だ!」」
あはは…戦闘狂バチバチに見せ付けてるな…
「はいはーい、喧嘩は戦いが終わった後だにゃ!」
「「うす…」」
まぁ、正直〈志熊〉と〈江熊〉と〈八帝〉が合併したグループのNo.3の座とかどうでも良いが…
そんな事より、最高神をぶっ殺す事には俺も大賛成だが…
俺達が賜った力の源は最高神だ。
支配下に置かれてるであろう俺達の力で奴に太刀打ち出来るのだろうか?
すると、坂田が俺達を見て話を始める。
「今日から〈志熊〉と〈江熊〉、そして俺達〈八帝〉は
一つになる!
俺は族の集会やった事ないから上手く話せないが、
俺がトップになる〈八帝・最強〉の坂田篤武だ!
そして、横に居るのがサブリーダーのルールと佐藤仙次郎だ!」
『いや、大体暴走族の集会の司会出来とるやん。
絶対憧れてたでしょ、この体験する事…』
「そして、参謀が坂本莉音!
一番隊隊長が勝本優!
二番隊隊長が也明日智也!
三番隊隊長が剱持明日香!
四番隊隊長が北条貴也!
五番隊隊長が天竜エイト!」
『いや俺最高幹部になっちょるぅ〜!?
まぁ、レベルは高過ぎるんですがねぇ〜?』
いやいや、まさか俺が参謀になるとは…
つか、まず参謀って何すんだ?
いや、形だけ演じれば良いんだ(職務怠慢)!
まぁ、皆意気投合してるから良いが…一部心が落ち着いてる訳じゃない人達が居る。
とりあえず、慰めに行きますか。
俺は内心穏やかじゃない人達の中でも一段と落ち込みが激しい人の元へ向かった。
「エリザベスさん…紅茶入れたので、お話ししませんか?」
「…莉音君…そうですわね、話をしないと気持ちは変わりませんからね…」
最高神に命を救ってもらったエリザベスさんと
決戦前の最後の話を始めた。
皆さんこんにちはー、かつらぎです!
この話はもっと前に言わなければならない事だったんですが…執筆が楽し過ぎて忘れてました、ホントにすみませんm(_ _)m
実はですね、この作品と「底辺モブA(略称)」は
とある大きな新人賞に投稿した作品なんです。
今はこの作品の続きが書きたいのでこちらを中心に更新してる訳です。
まぁ、大賞名は言えませんが。
なので、応援の意味を込めて
ブックマーク、感想、いいね、レビュー
してくれたら発狂して喜びます!
ではではまた次回お会いしましょう!
マジで感想は書いて行ってください、マジでよろしくお願いしますm(_ _)m




