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第十一章 死者の国、そして新たな敵 第二話

さて、リユースから最高神の云々は聞き出せた。

折角なので彼を一日この世に戻す事が出来るそうなので戻してあげようと思ったが、彼はこう言って断りの意志を伝えた。


「オイラが意図しない意思で姉さんはかなり苦しんでいるのだ。そんな状況にオイラの実体が介入すれば、姉さんは歩く殺戮マシーンになってしまうのだ。

まぁ、本当は姉さんともう一度暮らしたかったけど…」


そして、俺達を見つめてこう言って姿を消した。


「最高神、倒してくれよ!

オイラもここから応援するから!」


しかし、まぁ、リユースというドラゴンハーフの高校生。

見た目は松本と瓜二つだったが、中身は高校生とは思えないくらい大人びていて、語尾は可愛かったが、見た目が邪魔しなければ一人前の大人だったな。

まぁ、中身が大人すぎる子供は探せばみつかるだろうし、俺達はあいつの意志を受け取った。

最高神を倒して、リユースとルールに掛けられた束縛とその衝動を終わらせてやる!

さてさて、今、俺は何をしているかと言うと。

ある人探しを「死者の国」で絶賛活動中と言う訳だ。

その人とは、簡単な話だ。

そう、俺の母さんだ。


「中々見つからないな…もう少し探し回ってみるか…」


母さんが死んだ事実はこの目でしかと受け止めている。

だが、母さんが何者に殺されたのか、どういう状況下で殺されてしまったのかは理解出来ていないし、全く見ていないので

遺された唯一の家族としてその最期の瞬間は聞き出しておきたいのだ。

しかし、何処を探しても母さんは見つからない。

いや、そもそもの話。俺の知ってる姿の坂本莉音はもう、この世界には存在しない。

俺は見た目も中身も変わり果ててしまった。

しかも、表示されるプレイヤー名は「もっちゃん」だ。

恥ずかしい話だよね泣。

だから、仮に見つけても息子だとは判別されないだろう。

だから、顔が見れればそれでいい。

そんな思いで、俺は母さんを探していた。


暫く歩き回っていると、遂に見つけた!


「か…母さん…」

「ん?誰だい、アンタ?」

「あ、いや…貴方の息子さんの知り合いです」


やはり俺だと判別されなかった。

なので、混乱を防ぐ為に知り合いと名乗った。

すると、母さんは横に座る様に石で出来た長椅子に俺を座らせた。

そして、母さんは目の前に自分の息子が居るとは露知らずに俺との思い出の日々を語り出した。


「莉音は本当に立派で自慢の息子だった。

性格が難しかったから友達はあまり出来なかったけどさ、

でも、きちんと学校も卒業して、高校生にもなって…

私にとって莉音の成長を見る事は、生き甲斐に近かったよ」

「そうなんですね…」


俺の成長を見る事が生き甲斐…か。

そう言われると恥ずかしい反面嬉しくもなるな。

そして、母さんは俺を産む前の話をし始めた。


「莉音には病気で死んだお父さんが居たんです。

莉音という名はお父さんが考えた名前なんですよ。

ピアノの音の様に凛とした大人に育って欲しいって毎日言ってましたね…」

『父さん…か。

幼少期に少し顔を見た記憶があるけど、うまく思い出せないな…』

「でも、父さんが亡くなった次の日には

莉音と私は家を追い出されました」

「そ、そうなんですね…」


ヤバいな、緊張し過ぎてさっきから「そうなんですね」としか返答出来てない件について提唱したいデェース!

返答に悩んでたらヘイトが向けられてる気がして、

「Hey yo」と返事したいけど変容するかもだから

変更されないように平穏演じてたら

相手が平凡なフェイントかましてる事に気づいた


「Hey!」

「どうしたの、急に叫んじゃって?」

「いえ、なんでもないです」

「フフっ…貴方を見てると置いて遺してしまった莉音を思い出すわ…」

「…!

そうですね、もしかしたら…な、母さん?」

「…え…!?」

「なんて嘘ですよ、真似っ子遊びしただけですよ?」

「……!

もし、この世界から出て行くのなら…

莉音に…寂しい思いをさせてごめんね…

こう伝えてあげてください、よろしくお願いします」

「はい、貴方の思いは…

俺に…いいや、息子さんにきちんと伝えておきますよ!」

「わかったわ、ありがとうね?」


おっと、肝心要の話を忘れていた。


「話は変わりますが、貴方がこの世界に来たと言う事は

何者かに殺されたのですか?」


俺がそう聞くと、母さんは

俺が予想もしない答えを出して来た!


「最高神…そう名乗った男に体を裂かれちゃってね…

何も抵抗出来ないまま大人しく殺されちゃったのよ…」

「な…何だと!?

その話は本当なんですか?」

「えぇ、薄っすらと残ってる最期の記憶の中で

私の亡骸の前で奴は、私があの男の為に死んで当然だと、

高々に叫んでました。私は…何の為に殺されたのでしょうか?」


分かったよ、母さん。

貴方がこれ以上苦しむ必要は無い。

貴方の思いと怒りの慟哭は、俺が終わらせてやるから…


「莉音君に貴方の事は伝えておきます。

彼も貴方の事を心配してましたから、貴方の気持ちを伝えれば

彼も安心してくれますよ…」


母さんにその意志を伝えると、俺は母さんの元を離れた。

そして俺は、改めて覚悟を決める!


「神の名を騙ってたのはアンタの方だったのか…

それに、俺の心を騙したんだ…

おまけに身勝手な思いで母さんを殺しやがって…

てめぇもエリュピスも纏めてあの世に送ってやる!」


これは、母さんの弔いの為の戦いであり

神騙りの外道さんを葬る戦いでもある。

何があっても負けないし、アイツに命の重さを体に刻み付けてやる!


皆さんこんにちはー、かつらぎです!

毎日が過疎(´;ω;`)

今日も誰とも話してない(´;ω;`)

この生活が続くと会話のレベルがだだ下がりしそうで怖いです(´;ω;`)

では最後に、

ブックマーク、感想、いいね、レビュー

よろしくお願いします(マジでよろしくお願いします!)

ではではまた次回お会いしましょう!

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