23・ボス戦には勝ちましたが……
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『……美事なり、タカナシよ。お主の、勝ちぞ……』
その言葉を聞いた途端に、それまで身体を支えていた力が抜け落ちて、その場でバタン!と仰向けに倒れ込んでしまう。
後頭部やら打撲していた部分やらを打ち付ける形になってしまい、それらの箇所が苦痛を伝えてくるが、今はそれらの痛みよりも、戦闘によって上昇していた体温を奪ってくれる床の冷たさの方に神経が向いているので、あまり気にならない。
……まぁ、九割九分死んでいる様な状態だから、痛みを感じている余裕が無いのかも知れないけど。
そして、そんな下らない事を考えていたからか、それまで意地で握り続けていた相棒が、握力を喪いつつある俺の手から零れ落ちて、カランと軽い音を虚空に響かせる。どうやら『天穿ち』を使った際に発生した空気との摩擦熱が原因(多分)で赤熱状態まで熱せられてしまったらしい穂先が、リンドヴルムの血溜まりに浸かってジュウジュウと音を立てている。
それに、よくよく見てみると、強く握り込み過ぎたのか、柄の部分にも所々ひび割れが走っており、そのひび割れにも血が染み込んでしまっている様だ。
……ヤバいなぁ……このままお手入れしないで放って置いたら、穂先も含めて丸々一振りダメになっちまうかなぁ……、何て思っていると、自身の現状を放置して阿呆な事を考えていた俺の事を、上から覗き込みつつ声を掛けてくるタツとレオ。
「……まだ生きてるか?」
「……どうする~?多分無駄になるとは思うけど~、一応は手当てしておこうか~?」
……ひっでぇ。
それが、あの難局を乗りきった英雄サマに掛ける声かね?まったく、敬意と言うモノが足りないのじゃないかね、キミィ?
……まぁ、別に構わんのだけどね。
「……止めておけ、どうせ助からん。なら、この後の事を考えたら、そんな無駄はするべきじゃあ無いだろう?むしろ、俺に使う分が有るなら、彼女らに使ってやれよ」
そう言いながら、最後に見た際に女性陣が纏めて転がされていた辺りを親指で指して、優先順位の通達をしておく。
こいつらなら間違えないだろうけど、彼女らが起きたらどうなるか分からんからね。
……っと、そんなことを考えていたら、どうやら本当に起き出したらしいね。気配に動きが出てきた。
「「小鳥遊君!!!」」
そう、半ば悲鳴に近い様な叫び声を挙げながら、バタバタと足音を立てて近付いて来る気配が二つ。多分、乾と先生だろうね。
他の面子も起き出したのか、口々に俺や二人の事を心配する様な口振りで声を発しながら近付いて来る。
それにタツとレオが応えながら、彼女らを俺には近付けない様に壁となって押さえていてくれている。
……まぁ、明かりが松明のソレだけで、やや薄暗いからよく見えていないのだろうが、明るい処で見ていたら、結構ショッキングな絵面になっているハズだからね。
わざわざトラウマを残す必要は有るまいて。
そんなことを、若干血が足りなくなり出して、少々ぼーっとし出した頭で考えていたのだが、そこである事に気が付く。
……あれ?女性陣って、直ぐに命が危ない、ってレベルのダメージこそは負ってなかったけど、それでも目覚めて直ぐのタイミングで、あんな風に走ったり騒いだり出来る程度の負傷だったっけ?
少なくとも、本格的なレベルでの手当てが必要になるクラスの負傷だったハズ何だが……。
それに、何だがタツとレオも元気過ぎないかね?あいつらも、割かし俺と同じ様なレベルで死に掛けていたハズ何だけど……。
そんな疑問を脳裏に浮かべていると、他の面子とは別方向からの声が答えてくれた。
『……それは、妾の血を浴びたからじゃろうのぅ』
そう、ナチュラルに俺の思考を読み、聞いてもいないのに返答してくれたのは、つい先程まで俺達と死闘を繰り広げていたリンドヴルムだった。
「……胸に風穴開けてやったってのに、随分と元気そうだな?リンドヴルムさんよ。んで?何故にお前さんの血を浴びると元気になるんだ?」
『カッ、元気がどうとか言うなれば、お主も大分元気そうよのぅ、タカナシよ?もっとも、龍の生命力故に辛うじて生きておるだけ故な、そう遠くない内にきちんと逝くわぃ。それと、妾の血じゃが、お主は知らぬのか?割と有名な話ぞ?『龍の血は万病を癒し、身体を強固にする』と言うのはのぅ』
「……へー、の割には、その血にドップリ浸かってる俺には効果が無いみたいだけど?」
『……何じゃと?…………お主、後どれ程生きて居られるのかのぅ?』
「……意識を保てるのが、あと数分程度。その後は更に数分も経てば死に至るだろうな」
『なれば無理じゃな。流石に、そこまで命の灯火が小さくなってしまっては、幾ら龍の血と言えども癒す事は出来ぬであろうな。それに、お主は自身の身体を喪い過ぎておる。幾ら龍の血と言えど、出来ぬことは有る。……これは、その出来ぬことであろうな』
……まぁ、知ってたけどね。
それを聞いた女性陣が、半ば取り乱しながら俺に駆け寄ろうとするが、タツとレオの二人が防壁となって抑えてくれているのは、正直助かる。
この期に及んで何かされても、確実に助かりはしないのだし、下手なことをされると残り少ない寿命が一気に0になりかねないのだから、末期位は静かに逝かせて欲しいモノだね。
そんな、我ながら枯れていると言うか、覚っていると言うか、何と言えば正解なのか良く分からない状態になっていると、俺に対してさも不思議そうな声色でリンドヴルムが問うて来る。
『……のぅ、タカナシよ。お主、死ぬのが怖くは無いのかのぅ?妾が今まで見てきた限りじゃと、人とは死の間際になれば、例え己から挑んできた者ですら、必ずと言っても間違いでは無い程に泣き喚いて命乞いをする生き物であったのじゃが、お主はそうでは無い様子じゃ。何故にかのぅ?』
……そんなもの、答えは決まっている。
「……もちろん、死ぬのは怖いよ?」
当然だ。
誰だって、死にたくは無い。
人間ならば、自己の消失を恐れて何が悪いのか。
……だが……
「……でも、俺は『武人』だ。
なれば、常に敵対したモノの命を奪う覚悟をしていなければならないし、そうであるならば、常に自らの命を誰彼に奪われる覚悟を決めていなければならない。
……これは、俺の流派の掟であると同時に、力を持ち過ぎてしまった俺自身への戒めでもある。
だから、俺は自分の死は怖れない。それに、生きていれば何時かは死ぬのだから、ソレを怖れる必要は無いだろう?」
そう、誰かの命を奪う可能性が有る事をするのなら、自身も常に奪われる可能性を考慮しなければならない。
それが出来ない、出来ていないのであれば、最初から武器など持たず、戦いの場に出なければ良いだけの、本当にそれだけの話である。
『……成る程、のぅ……。
……カカ!!なれば、今まで妾が相手にして来たモノの中に、お主の様な『真なる武人』は居らなかったと言う訳か、のぅ。なれば、最期にお主らと殺り合えたのは、中々に幸運だったと言う訳かのぅ!善き哉、善き哉。冥土の土産に、技だけでなく、お主の価値観も持って逝けるのは、行幸と言うモノじゃのぅ。
ふむ……』
俺の話を聞き、それの何処が琴線に触れたのかは知らないが、それでも気に入った様子を見せていたリンドヴルムだったが、まだ何か言いたげにしながらも言葉を切って、何やら考え込んでしまっている。
……ぶっちゃけ、だんだん意識が朦朧とし出してきたから、何か有るのであれば早めに言ってくれないと、二度と聞けなくなってのしまうのだけれども?
そんな事を、意識が途切れかけている頭で考えていると、そんな俺の様子に、死期が近いと感じたのか、強引にでもタツとレオのガードを突破しようと暴れだす乾。
……乾さんや、あんたさんの何処にそんな力があったのかい?タツが押されてるのなんて、初めて見たのだけれど?
その光景を、血や生命力とでも呼ぶべきソレが著しく枯渇している状態で、まるで思考に霞がかかった様にぼんやりする頭で眺めていると、漸く踏ん切りが付いたのか、おもむろにリンドヴルムが口を開く。
『……ふむ、死出の旅路の道連れに、お主の様な勇士が居れば、退屈せずに済みそうか、とも思っておったが、それではあまりに詰まらぬのぅ……。
うむ、気が変わった!お主はこのまま死なせるのには、ちと惜しい。それに、妾を倒せる程の力量の持ち主を、助けられたのに放置して道連れにしたとあっては、妾の二つ名『黒龍女帝』の格が堕ちると言うモノよ!
ホレ、もう少しだけ辛抱せい。そうすれば、ここで死なずとも済むかも知れぬぞ?』
……はい?何ですと?
******
『ここで死なずとも済むかも知れぬぞ?』
そう言い放ったリンドヴルムは、『死に掛けている』と言う状態では俺と同じハズなのに、意識朦朧としながら床に転がる俺とは対称的に、胸から背中まで貫通するほどの大穴を開けられ、更に右前足を破壊されている(俺がヤりました)と言う、俺よりも余程死にそうな状態にもかかわらず髄分と元気そうに、時折鼻歌を交えつつ俺を中心に魔法陣らしきナニカを、自身の流れ出た血液で床へと描いている。
それを、期待半分・困惑半分と言った感じで、少し離れた場所から眺める他の面子達。
最初、リンドヴルムが『助ける』的な発言をした際に、他の面子もその手伝いを申し出ていたのだが、本人からハッキリと『邪魔じゃ、要らぬ』とけんもほろろに断られ、その上邪魔だからと近くに居ることすら叶わず、結局見ているしか出来ずに現在に至る。
……まぁ、ぶっちゃけた話、端から見ていると、どうしてもドラゴン(リンドヴルム)が邪神かナニカに生け贄(俺)を捧げる儀式の準備をしている様にしか見えないと思うのだけど……。
差し詰め、他の面子はそれを見守る弟子か何かって処かね?
そんな事を、もう既に意識が飛び飛びになっている頭で考えていると、粗方の準備が終わったのか、一度俺から(正確に言えば『魔法陣』から)離れて見下ろし、期待の通りのモノが出来たのか、『良し!』と一言漏らしながら頷くリンドヴルム。
そして、おもむろに
『では、始めるとするかのぅ』
と一言呟くと、突然に破壊されていたハズの右前足を振り上げたかと思うと
その右前足で自らの左前足を切断したのだった。
あまりの出来事に、薄れかけていた意識が急速に覚醒するが、それと同時に、あまりの出来事に言葉を失ってしまう。
しかし、それを行った当の本人は、何て事は無い、と言わんばかりの装いで、切断した左前足を、魔法陣の中心に寝かされている俺の喪った左腕の辺りに設置する。
……良く見てみると、この左前足って、俺の左腕が無くなっているのと同じ様な辺りで切断されている様にも見える。
そして、残りの後ろ足だけで身体を支えながら、今度は左前足で、レオが潰した方とは反対側の眼窩へと、その残っていた鋭い爪を突き立て、眼球を抉り出したのだ。
そして、その手の中に在る眼球(直径約1m)を俺の方に近付けながら、何やら呟き出す。
それは、今まで聞いたことの無い言語だった。
だが、何となくではあったが、何故か意味は理解出来、それを無理矢理にでも変換すると、こんな感じの言葉になるハズだ。
【此なる血肉を彼の者へ、彼の者の『死』は我が元へ。我が力、我が血肉、我が命を持ちて、彼の者の躯へと、再び生命を吹き込みたまへ!なれば、再びこの者の灯火を脅かす事を、絶やさんと欲する事を、我が名に於いて許さじ!生命の盃よ!今一度満ちよ!!】
『リジェネレーション』!!!
……最期の呟きが、リンドヴルムの口から発せられると同時に、俺を中心として描かれていた魔法陣と思わしきソレが、目映い光を放って輝き出す。
すると、何故か俺の左側に置かれていたリンドヴルムの左前足と、今もリンドヴルムの手に握られ、俺へと近付きつつあった眼球が、みるみる内にそのサイズを縮めて行き、あっと言う間に人のソレと同じサイズにまで小さくなって行く。
そして、どうやったのかは不明だが、サイズを変え、そして構造まで人の腕のソレに近くなった左前足と眼球が、吸い込まれる様に俺の欠損部分に押し当てられ、嵌め込まれる。
そして、ソレとほぼ同時に、リンドヴルムが今までそんなに膨らませた事有ったっけ?と思わず突っ込みたくなる程に胸元を膨らませると、その中身を一気に出し切ると言わんばかりの勢いで、黄金に輝く吐息を、俺めがけて解き放つ!
それを身に受けた時は、えぇ~?結局火葬すんの~?とも思ったのだが、その次の瞬間には、この黄金の焔が通常のソレとは大きく異なる事に気付く。
「……アレ?熱く無い?」
そう、それまでの戦闘で、散々炙られて来た(直撃は未遂)紅蓮の焔とは違い、どうやらこの黄金の焔は熱くは無いみたいなのだ。
まぁ、何となく温かさを感じるので、温度自体は在るみたいだが、どうにも適温に過ぎるので、浴びていると凄まじく眠くなってくる。
やべぇなぁ……眠いなぁ……もう、寝てしまおうかなぁ……何て思っていると、突然二ヶ所から違和感が発せられ始める。
何かと思って探ってみると、どうやら発信源は、左腕の接合部分と左目の眼窩であるみたいだ。
その違和感は、最初はムズムズとした『痒み』だったのだが、途中から痛みが混ざった『痛痒い』感じになり、更にその後には、耐え難い程の『激痛』へと変換して行ったのだ。
思わず、左腕の接合部分と左目を押さえてのたうち回るが、それでも治まる事は無く、結局の処、リンドヴルムが黄金の焔を吐くのを止めるまでは、その状態が続いたのであった。
『……ホレ、これで……まだ生きておるのなら、すっかり治っておるハズじゃ……。腕も、眼も、のぅ……』
そう言われて初めて、俺は自分で左腕を動かして、左目を押さえていた事に気が付いた。
そして、その左手を外しまだ少々違和感の残る左目を開いてみると、そこには確りと周りの光景が写り込んでいたのであった。
「……え?マジで?」
思わず、そう溢す俺だったが、左目が再生しているのであれば、と急いで起き上がりながら、左腕の状態を確認してみる。
既に動くことは分かっていたが、それでも一度は無くしたモノだ。
故に元の通りのソレなのかが気になったのだが、どうやら、基本的には元の通りになっているらしい。
……もっとも、かつての接合部分や腕の一部に残る黒い鱗だとか、微妙に付き方が人のソレとは異なる爪だとかの、細かい部分は龍のソレとなったままみたいだが。
『……カッ、カッ、カッ……。その様子じゃと、上手いこと行った様じゃのぅ……』
そう、何処か嬉しそうに呟くリンドヴルムだったが、その身体は羽や尾と言った、先端の方から徐々に崩壊し、光と共に塵と化して虚空に消えつつあった。
「ちょっ!お前さん、ソレ……」
『……ん?あぁ、気にするで無い。言ったであろう?もうすぐ逝く、と。ただ、その時が来た、だけじゃよ』
「……なあ、お前さん、もしかして、そうなったのって、俺を助けたからか?」
『……カッ、かも知れんのぅ……。じゃが、どの道お主達との戦いで、既に倒されていたのじゃから、こうなる事は決まっておったしのぅ……。ソレが、多少早まっただけ、じゃよ……』
「そうか……」
……別段、「ありがとう」とも「悪い」とも言うつもりは無い。
それを言ってしまえば、残りの命を使ってまで、俺を助けてくれたリンドヴルムを汚す事になる。
……だから、何も言わないで、黙って見送ってやる。
それが、多分彼女の『望み』だろうから。
そして、身体が虚空に消え行く中、最後に一つ、と前置きしてから、リンドヴルムが問うて来た。
『……あの時、戦いの最期に、妾が攻撃するのを、お主は分かっておったのか?これだけは、最期に教えては、くれまいかのぅ……?』
「……いや、元より、俺はあの時死ぬだろうと予想していたからな。
最期の一撃、俺の『天穿ち』が避けられるなり、耐えられるなりしたのなら、どの道俺はその時点で確実に死んでいただろうからね」
『……では、最初から、想定していた、と?己が死ぬこと、すらも、範疇の内であった、と?』
「まぁ、ね。もっとも、あの時に俺がしくじっていたとしても、確実に二人が片を着けてくれただろうから、心配はしていなかったけどね」
『カッ……成る程のぅ……。得るべきは、『強大な力』よりも、『信頼できる仲間』……と言った処、かのぅ……』
そう、呟く彼女の身体は、既にそのほとんどが虚空へと崩れてしまっていた。
『やれやれ、どうやら、ここまでの様じゃのぅ……。……叶うのであれば、もう一度……大空の下で、飛び回りたかったが……それも叶わぬ夢と言うもの……であった、のぅ……。
……タカナシよ。お主が龍であったのならば、妾の番にしてやっても良い、と思う程の男の子と、その友達よ。……そうそう、易々と冥府へと来るでは無いぞ……?それまで……妾は……お主らの土産話を……愉しみに、冥府にて……お主らを待つと、しようかのぅ……。
では……去らばじゃ……』
……最期に、そう言い残して、散り行く輝きと共に塵と化して弾け、後にはドロップと思わしき複数の宝箱と、特大サイズの魔石を遺して、俺達の前から消え去ってしまったリンドヴルム。
その、かつて彼女だった輝く塵を反射で握り込んだ俺は、彼女の最期の言葉を思い返し、思わず柄にも無い事を、信じてもいない神へと祈ってしまう。
……彼女とは、こうして殺し合う事に成りはしたが、それでも、彼女の願いの通りに、大空の下で飛び回らせてはくれまいか、と。
その時、弾けて散ったハズの輝きが一点に集中し、小さな球体を作り出した。
そして、その球体が強い光と共に弾けると、そこには……
『……む?……ここは何処かのぅ……?まさか、ここが冥府かのぅ?随分と薄暗く、まるであの穴蔵の様ではないかのぅ……。
……む?……お主……まさか、タカナシか?……また、随分と早くこちらへと来たものじゃのぅ。まぁ、来てしまったものは仕方がないあるまい。では、早速じゃが、土産話を頼もうかのぅ!
……処でタカナシよ。お主、ちょいと大きくなったかのぅ?』
……そこには、随分と可愛らしく、小さくなっていたが、それでも発言の内容から、疑うこと無くリンドヴルムだと確信出来る、小さな龍が現れたのであった。
……何故に……?
次回でようやく、あの穴蔵から脱出します……多分
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