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クラス丸ごと異世界召喚~無人島から始まる異世界冒険譚~  作者: 久遠
第五章・王国編

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144・手合わせする事になりました…… 3

ブックマークにて応援して下さった方々に感謝ですm(_ _)m

 結局、魔王との手合わせは『引き分け』と言う形に収まる事となった。


 理由としては、俺達と魔王の双方が『相手の勝ち』だと譲らなかったからだ。


 俺達側の言い分を挙げるとすれば、俺達はルール上では勝った様な形となるが、何時でも切り札を切れば魔王が勝てていた、と言う事実が在る上に、最後に放たれた一撃を全員が避ける事も出来ずに有効打足りうる場所に貰ってしまった以上、俺達としても『試合に勝って勝負に負けた』状態となってしまっていた為に、勝者は魔王の方だ、と言う事になる。


 一方魔王の主張としては、ルールに則った上での交戦にて敗れたのは事実だし、そもそも手合わせにて互いに手加減が存在するとは言え、切り札の一つを切らないと面子が立たない様な状況に追い詰められた段階で既に自分は負けている故、今回の勝者は俺達側である、と言っていたのだ。


 そして、互いが互いに『相手が勝ち』だと言い募った事により、途中から何だか面倒臭そうにしていた獣王が


『ならば、今回は引き分けと言う事で良かろうよ?』


 と言い出した事により、一旦の決着を見た、と言う訳なのである。


 そんな事情により、半ば強制的に敢行されている王達との手合わせは、獣王とで一敗、魔王とで一分けと言う結果を出してから少しばかりのインターバルを経て、三戦目となるルィンヘン女王との手合わせに移行した。


 まぁ、今回は『手合わせ』とは言っても、今までの様に直接的に戦うのではなく、何か特殊なルールの元に行う『何か』であるらしく、俺達は予め武装解除された上で、ルィンヘン女王とは軽く100m近く離れた場所にて待機している。


 ちなみに、別段場所を移して、とか言う事ではない。

 一応魔王国の首都とは言え、ほぼ郊外に近い様な立地である為に、それだけの広さが確保されていた、と言う事である。

 まぁ、俺達も最初に目にした時に、驚くを通り越して呆れたからね?こんなに広い庭何て必要在る?って。


 そんな事を思い出していると、どうやらルィンヘン女王の方でも準備が終わったらしく、何時の間にか手にしていた棒(木の枝?)を脇へとポイっと投げ捨てると、手の汚れを落とす為かパンパンと叩き合わせながらこちらへと聞こえる様に声を張ってくる。


「それでは、ルールを説明致しますね!私はカニス陛下やバアル陛下程に近接戦は得手ではないですし、私の得意な間合いから始めては恐らく公平性に欠けてしまうので、直接的な戦闘ではなく一種の『ゲーム』の様なモノにてお相手願います!!」


 そこまで声を張り上げていたルィンヘン女王だったが、どうにもそのやり方が合わなかったのかそこで一旦言葉を切り、少々乱れたらしき息を整えると、それまで垂らしていた右手を喉元へと添え始める。


 すると、突然俺の耳元にて


『あ、あーあー、テステス。聞こえますか?』


 と声が聞こえて来る。

 感覚としては、何度か使った事の在る通信用魔道具のそれと酷似していたが、突然のソレに流石に驚愕を露にしながら、ソレを成したと思われる人物であるルィンヘン女王へと視線を向ける。


『その様子ですと、問題なく成功した様ですね。ご察しの通りに、通信用の魔道具に刻む術式の応用で貴殿達に声を飛ばしています。一応双方向での会話が可能ですが、取り敢えずは質問の類いは後程お願い致します。

 では、ルールの説明に戻りますが、特に難しい事ではありません。

 私が貴殿達へと魔法を放ちますので、貴殿達はソレを避けながら私の前に牽いておいた線を目指してこちらまで逃げ切って頂きます。

 私としましては、殺傷性の高い強大な魔法は行使致しませんので、貴殿達も私に対する直接的な攻撃行動と武具の持ち込みは禁止させて頂きます。

 また、どの様に動いて頂いても構いませんが、完全に足を止めた場合は失格と見なします。

 ルールの説明としましては、大体この様な感じになりますが、何かご質問は在りますか?』


 取り敢えず、説明は終わったと判断してか、タツが軽く手を挙げながら発言する。


「……失格の項に無かったと言う事は、耐えられれば放たれた魔法に当たっても良い、と言う事だろうか……?」


『はい、その通りになります。もっとも、幾ら殺傷性の低い魔法とは言え、常人が直撃すれば一発で気絶する様なモノになりますので、あまり当たりすぎる事は推奨出来かねます。ちなみに、気絶した場合もその場で失格となりますのでご注意下さい』


 ソレを聞き届けたタツは、疑問が無くなったからか一つ頷き、挙げていた手をそのまま下ろす。

 すると、今度はレオが質問をしたいらしく、その場で手を挙げる。


「武具の持ち込みは不可って言っていたけど~、使用事態は禁止してはいないと見て良いのかなぁ~?」


『……えぇ、その通りになります。もっとも、『持ち込み禁止』の状態で持ち込めれば、の話しになってしまいますが。ちなみに、こうして禁止しているにも関わらず、解るように持ち込んだ場合も失格とさせて頂きます』


「了解しました~」


 普段と変わらぬ表情を浮かべたままに、その口元の笑みだけを本物としたレオが手を下ろし、質問の打ち切りを明示する。


 ……でも、それってつまり、俺達はやり放題って事にならんかな……?

 気になるし、取り敢えず聞いてみるか……?


 ついでとばかりに俺も手を挙げ、ルィンヘン女王に対して質問をぶつけてみる。


「……『技能』の使用は禁止されてなかったですが、それは使っても良い、って解釈で良いのでしょうか?」


『えぇ、そうなります。もっとも、私に対して直接的に被害を与える様なモノが使用されましたら、問答無用で失格の上に全力にて反撃させて頂きますが。

 まぁ、貴殿ならば、最終的に『責任』を取って頂けるのであれば、別段何をされても構いませんよ?もちろん、私に対してのアレコレ、になりますけど♪

 むしろ、そちらであれば何時でもウェルカムですよ?』


ルールについては(・・・・・・・・)了承しました。では、始めて頂いて結構です」


『……もぅ、ソレ以外も了承して頂いてもっとも構いませんのに……』


 そんなやり取りを最後に通信が切られ、ルィンヘン女王から目配せを貰った魔王が合図の為に腕を掲げる。

 そして、開始の掛け声と共に掲げた腕が振り下ろされた事により、三戦目の攻防が開始されるのであった。





 ******





 開始が宣言された以上、何時までもスタート地点に立っている事は自殺行為になりかねないので、取り敢えずスタートダッシュを仕掛けてみる俺達。

 相手が魔法特化(本人自称)であり、今回の手合わせの手段としても使うと公言している以上、何をされるのか解らない恐怖は常に付きまとう事になるが、それは何時もの事だと半ば無理矢理自身を納得させて足を動かす。


 すると、ほんの僅かなタイミングの差にて、それまで立っていた場所が不自然に隆起し、ある程度丸みを帯びてはいるものの、まるで大地が槍へと変換されたかの様なモノが立ち上がる。


 それを足元からの振動と、立ち上がった際の音にて認識し、チラリと向けた視線にて確認した俺達は、内心にて滝の様な冷や汗を流しながら大急ぎにて視線をルィンヘン女王へと戻す。

 するとそこには、軽い感じで手の甲をこちらに見せながら人差し指を上に向け、何処か驚いた様な表情を浮かべているルィンヘン女王の姿が在ったが、そうして固まっていたのも僅かな時間のみであり、今度は人差し指を上げたまま、手首を反して手の平側を俺達に見せる様に向けてくる。


 すると、特に呪文の類いを唱えていた訳でも、魔方陣の類いが出現した訳でもないのにルィンヘン女王の頭上に何かが出現する。


 ソレは、俺の右目やタツやレオにはハッキリとは見えていなかったが、それでもその一帯に何かが大量に発生した、と言う事は気配やら何やらで察する事が出来た。

 そして、魔力を直接的に見る事が出来る俺の左目は、そこに約一m程の全長をした空気の槍が、無数に浮かんでいるのが見えていた。


「不味い!不可視の『ウインドランス』だ!来るぞ!!」


 咄嗟に声を挙げて二人へと注意を送るが、そんな事はお構い無しとばかりに上げられていた人差し指が俺達目掛けて振り下ろされ、不気味な風切り音と共に『ウインドランス』が射出され始める。


 その速度はかなりのモノで、着弾地点付近の俺達と射出地点付近のルィンヘン女王とでは、まだまだ数十mの距離が在るにも関わらず、射出されてからほんの数秒足らずで俺達の元へと飛来してくる。


 幸いな事に、速度は脅威的とは言え、それなりに距離が開いているからか狙いが甘いらしく、至近弾は多くても直撃コースに乗ってくるモノはそこまで多くない。


 その程度であれば、魔法その物が見えている(正確には魔力が見えている、だが)俺は当然として、飛来してくる際の空気を切り裂く音や振動等によってタツとレオも判断が出来る為、幾ら不可視の攻撃とは言えども精神を削られながらではあるが、回避自体はそこまで難しいモノでも無かった。


 しかし、それはルィンヘン女王の方でも容易に予測が出来ていたらしく、今度はもう片方の手で前方をルィンヘン女王から見て右から左へと凪ぎ払う様な仕草をする。


 その仕草に合わせる様に、背筋に氷柱が突き込まれた様な悪寒が発生し、それに従う様に視線を左手へと向ける。


 すると、その先には球形の巨大な氷が浮かんでおり、先程のルィンヘン女王の仕草と同じ様な動きにて俺達を凪ぎ払わんと迫って来る。


 その突然の事態に驚愕しながらも、どの道対処しなければ直撃するコースを辿って来られている為、半ば反射で短剣を造り出すと、左目に見えている魔法の『核』へと向かって投擲する。

 そうする事で、多少砕けた表層が俺達目掛けて散弾として飛来するが、氷塊本体はその場で砕け散って役割を果たす事無く消滅する。


 それを実際に目の当たりにし、知識には在った事象を確認した事により驚愕した様な表情を浮かべていたルィンヘン女王だったが、その口元に笑みを浮かべ、ソレまでの輝かんばかりの美貌を、何処か肉食獣染みたモノへと変貌させる。

 すると、それまでこちらへと向けていた、恐らくは『ウインドランス』を放っていたと思われる人差し指をこちらから外し、五指を揃えた状態にて下から突き上げる様な仕草をする。


 すると、今度は唐突に目の前に『嫌な予感』が発生し、俺は右側へ、レオは左側へ、タツはその場で跳躍して分散する事でその『嫌な予感』の回避を試みる。


 ……が、その時点で既に『ウインドランス』の制射が止んでいた事に気が付けていれば話は違ったのだろうが、そうでなかった為に最悪の選択を選んでしまったタツへと、真下から横幅が数mは在る炎の壁が立ち上がってその巨体を呑み込んでしまう。


「……なっ!?嘘だろう!!?」


「タツー!!」


 その突然の光景に思わず足が止まりかけるが、このまま止まってしまえば別の魔法にて狙撃されるか、もしくは足元から何かしらの強襲を受けるかの事態になるであろう事が目に見えていたので、敢えて止まらずに足を動かし続ける。


 身体能力が上がっている事もあり、ほんの一秒程度にて回り込む事に成功する。

 だが、そうやって回り込んで来た俺達へと、今度は氷の矢が雨霰と殺到してくる。


 炎の壁に呑み込まれて出てこないタツの事はもちろん気になるが、まだ道程の半分も行けていない上に、眼前に迫り来る弾幕まで展開されてしまってはそちらへと気を配る事も出来ない為に、死ぬ程の術式は使わない、と言うルィンヘン女王の言葉を信じて前へと向き直る。


 そして、いざ踏み出さん!としていた時に、突然背後に回した炎の壁を割り散らしながら、何かが地面へと飛び出して来て地面を転がり回る。


 それは一頻り地面を転がり回り、表面に燃え移っていた炎を粗方消火し終えると、それまで転がっていた勢いを利用して立ち上がり、再度進み始めていた俺達の横へと並んで来る。


「……遅くなった……!」


「無事ならそうと言っておけよ!」


「これでも~、結構心配したんだからね~?」


 俺達へと軽い調子で返しつつ、全身に炎による焦げ跡をつけながら、飛来して来た氷の矢を素手で打ち払って行くタツの姿がそこには在った。


「……いや、流石に無事とはいかん。何ヵ所か焦げたからな……」


 その言葉に従って良く見てみると、タツからの自己申告の通りに服には焦げ跡が目立つし、今も片手で叩いて髪の毛に着いた火を消している。

 その影響か、もしくは炎の壁を突破した事によるダメージかは判定し辛いが、誤差の範囲内とは言え普段よりも動きが悪い様に見える。



 ……これは、一気に片を付けないと不味い、か……。



 タツの状態やら、これだけ撃ち込んでも顔色一つ変えていないルィンヘン女王の様子やらからそう結論付けた俺は、残りの距離が半分程になっている事を確認すると、二人に対して強行突破の指示をハンドシグナルにて提示する。


 すると、二人の方も、あまり長引かせるのは不味い、と理解していたらしく、了承の意を返して来ると同時に『フォローよろしく!』と二人揃って送って来た。

 それに対して俺も、飛来する氷の矢を避けながら『死なない程度には助けてやるよ!』と半ば冗談で返してから、二人に行動開始の指示を出す。


 飛来する氷の矢を避けながら、時に腕で払い除け、時に掴み取って投げ返す事で次の矢を迎撃したりしながら、タツが少々強引に前へと進み出る。

 その後ろにタツが造り出した安全空間へと入り込む形でレオが進み、俺が横方向から発生したモノやタツが撃ち落とし損ねたモノを迎撃して進んで行く。


 先頭のタツの疲労やら消耗やらが少々心配だが、それも残り1/3程度まで来ているので、多分持つだろう。

 俺からの指示が在ったとは言え、そのポジションを選んだのはタツ本人なのだから、特に文句を言われる筋合いも無いだろう。

 まぁ、後で何かしらのフォローはしておくつもりだけど。


 そんな、半ばタツを盾として利用する俺達の作戦に苛立ったのか、それまで制射を続けていた『アイスアロー』による氷の矢を中止し、今度は俺達へと向けて空中を掴み潰す様な仕草を見せる。


 初めて見る動作であった為に、咄嗟に周囲へと視線を巡らすと、俺達を囲む様な形で水柱が発生しており、それらの間隔が狭まって来ているのが見てとれた。


 慌てて前方の一本へと短剣を投擲するが、どうやら見えていたのはその水柱の『核』であったらしく、その一本はそのまま霧散したが他の水柱はそのまま俺達へと迫り続けていた。


 大急ぎでもう一つ、二つと『核』を破壊して霧散させ、どうにかギリギリで閉じきられる前に脱出する事に成功する。


 が、そうやって脱出してくるであろう事は予測されていたらしく、既に用意されていた何処ぞの冒険映画でお馴染みの大岩が、ルィンヘン女王の手の一振りにて俺達目掛けて転がり始める。


 水柱から逃れる際に大きく進んだ為に、残りの距離はもう一割も残っていないのに、ここまでか……、と諦めて足から力が抜けかけたが、現状はある種の『チャンス』なのでは?との発想が脳裏を過った為に、再び足へと力が宿る。


 迫り来る大岩に若干腰が引けながらも、二人に『チャンスが出来るハズだからそれに合わせて走れ』と送り、ひたすらにチャンスを待ち続ける。

 そして、再開された『アイスアロー』による制射を避けながら、大岩が丁度俺達の姿をルィンヘン女王から隠しつつ、それでいて地面に牽かれたゴールの線の近くまで行くタイミングを見計らい、槍を造り出して構えると、そのまま『練気』無しの中での最大威力にて大岩目掛けて投擲し、その『核』を破壊するのではなく大岩その物を破壊し、可能な限りその場で破片を周囲へと撒き散らさせる。


 更に、その大岩を砕いた投槍は、間に障害物を挟んだ事によりその射線をやや下方へと修正して飛び続け、丁度対角線上に居たルィンヘン女王の足元へと最終的に着弾する。


「え!?きゃ、きゃぁあ!!?」


 思わず、と言った感じで、意外と可愛らしい悲鳴を挙げながら尻餅を突くルィンヘン女王を尻目に、砕かれた岩の破片がまだ舞っている中を無我夢中にて駆け抜ける。


 僅かに遅れてそれに気が付いたルィンヘン女王が、新たに発動させた魔法にて目眩ましの粉塵ごと凪ぎ払うが、その頃には既に俺達は粉塵の外、ゴールの線の手前まで行っており、新たに彼女が指を振るよりも先に踏み出して三人揃ってゴールの線を越えてしまう。


 そして、それまでのスタミナ消費と、何時何処に魔法が飛んでくるのか解らなかった緊張感から来る疲労感により、地面に転がって息を荒げる俺達の耳に、魔王による俺達の勝利宣言が届くのであった。

 ……良い訓練にはなったけど、もう二度とやらんぞこんな事!

ルィンヘン女王の魔法行使についてですが、敢えて仕草に連動させて発動させていただけで、本気になれば最上位魔法を並列起動した状態で雨霰と打ち出す事も可能です(乾にもまだ出来ません)

なので、彼女が本気で戦う場合、文字の通りに周辺の『地形が変わる』事になります


面白い、かも?と思って頂けたのでしたら、ブックマークや評価、感想等にて応援して頂けると大変有難いですm(_ _)m

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新作始めてみました 『血塗れの殺し合いはもうお腹いっぱいだったので、テンプレ展開を期待して追放される為にわざと非戦闘系スキルばかり選んだら、何故か戦闘系スキルの連中を差し置いて『救世主』扱いされる様になりました』 珍しく戦闘少なめなコメディよりの作品になってます ……なってるハズです 良かったら読んでみて下さいm(_ _)m
― 新着の感想 ―
[良い点] 話、キャラは凄く好きです。 [気になる点] 描写が… 人間の100m世界記録が10秒ほど(時速40キロほど)なので、魔法速度の描写の数十メートルを数秒だと肩の強い高校球児の投球速度より遅い…
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