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クラス丸ごと異世界召喚~無人島から始まる異世界冒険譚~  作者: 久遠
第四章・妖精国編

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113・どうにか討伐出来たので、帰ろうとしたのですが……

ブックマークにて応援して下さった方々に感謝ですm(_ _)m

 それまでの激闘(?)を潜り抜け、それまで温存していた奥の手を切った直後にアッサリと目標を討伐されてしまった俺達は、半ば胸中を不完全燃焼感に支配されながらも、今はその死体を解体して素材とするべく、どの部位から行うべきかの話し合いと共に、俺達がニーズヘッグを倒してしまったことを嗅ぎ付けた他の魔物を安全を確保するために、半分八つ当たり気味に討伐していた。


「……いや、タカはまだ良いだろう……?」


「そうだよ~!タカはまだ~、最初の一撃だけとは言え~、キチンと戦えてたんだからさ~!僕なんて~、『技能』の発動すらさせて貰えなかったんだからねぇ~!」


「……いや、それを言うならタツだって、本来の意味での使い方で出来てたんだから、特に言われる筋合いは無いだろうよ?レオにしたって、アレを予想しておけ、なんて無茶振りはしないだろうな?少なくとも、俺には無理だぞ?」


 そんな会話を交わしながら、強者(ニーズヘッグ)が倒れた気配や、その血肉の臭いに引き寄せられた魔物が襲ってくるのを半ば反射的に処理しているが、実はあの戦い(対黒紫毒堕龍(ニーズヘッグ)戦)が終わってからまだ一時金も経ってはおらず、全身に施していた『練気』による強化の反動や、俺やタツが発動させた『特殊技能』の反動によって身体はガタガタであり、贅沢を言うのであれば今すぐにでも柔らかなお布団(リルの毛皮)へとダイブして、そのまま目覚めるまで通して眠ってしまいたい程に疲れているし、全身の筋肉がミシミシ言ってもいるが、他の面子が殆どダウンしてしまっている以上、こうして俺達が駆除しなくてはならない訳なのである。


 まぁ、とは言っても、まだアストさんだとかネフリアさんだとかは比較的元気だし、エウフェミナも何だかんだと言ってまだダウンする程のダメージや疲労やらを溜め込んではいなかった様子ではあったから、一から十まで俺達でやらなくても大丈夫、と言う点に於いては安心材料であると言っても良いのかも知れないけど。


 そんな現状に悲鳴を挙げる身体を酷使し、どうにか一通り魔物を蹴散らす事に成功した俺達は、重い足を引き摺ってニーズヘッグの死体が有った(・・・)場所へと戻ってくる。


 今はそこには何も無いが、それはただ単にレオの『技能』で仕舞っているだけであり、既に処分してしまった、と言う事ではない。


『うむ、見回りご苦労だったのぅ、主殿よ。まさかとは思うが、何処か怪我でもしてはおらぬじゃろうのぅ?』


 戻ってきた俺達に気が付いたリンドヴルムが、そんな事を言いながらこちらへと近付いて来る。


 リンドヴルムやリルにはダウンしてしまっている女性陣の護衛を切った任せていた為に、ああして俺達でしょう見回りに行く羽目になったのだが、彼女らは彼女らで疲れていただろうし、あまり身嗜みが乱れた戦闘直後の状態を見られたくは無いだろうから彼女らに頼んだ、と言う理由も有ると言えば有る訳だけど。


「なに、その辺で雑魚を蹴散らして来ただけさ。怪我なんてしようがないだろうよ?」


 こちらも、出迎えてくれたリンドヴルムに対して、軽口を叩いて無事を伝える。


 すると、そんなリンドヴルムとの会話を聞き付けたのか、リンドヴルムと同様に女性陣ならびに野営地の警護と哨戒をお願いしていたリル、カーラ、ネフリアさんがこちらへと近付いて来る。


『ワフッ!ワフッ!!』


「……!……!」


 魔物組のリルとカーラが迷い無く俺へと飛び付いて来るが、普段ならばともかくとしても今の状態では受け止めてやれないかなぁ……、と思っていたのだが、リルは直に突っ込んでは来ずに俺の背中側へと身体を回し、そのモフモフの身体で俺を包む様に支える体勢を整えてから俺の首筋やら何やらに鼻先を突っ込みだし、カーラはカーラで俺の直前で一時停止して勢いを殺してから、フワリと俺の胸元へと飛び込み、そのまま俺の胸板の辺りに頭をグリグリと押し付けて甘え始めた。


 そんな二頭の行動と毛並みや羽毛の柔らかさにて、死闘の後の高揚と未だに燻っていた不完全燃焼感が急速に癒されて行くのが感じられ、思わず口元に笑みを浮かべながらリルとカーラの毛並みへと手を伸ばし、それぞれが好む場所を撫で回してやる。


「フフフ、キミタチは仲がヨイネ。ワタシも、頑張って警備シテイタのだカラ、カレラみたいにゴホウビの一つもくれたってヨイんじゃナイカナ?」


 そんな光景を目の当たりにしたからか、もしくは単純に俺をからかいたかったのかは多分後者になるにだろうが、それでも珍しくネフリアさんが『ご褒美』を求めて来る。


 普段であれば、自分から進んでその手の話をしない人であっただけに、少々面食らう形となって反応が遅れるが、彼女のこれまでの働きから鑑みれば要求が有って当然だっただけに、直ぐ様頭を切り替えながらも二頭を撫で回す手を休める事無く、表情だけはキリリと引き締めてネフリアさんへと問い掛ける。


「……確かに、ご褒美の一つや二つは有って然るべきだったとは思うけど、何か欲しい物が有ったりするのか?もしくは、何かして欲しい事が有るとか?……それとも、こいつらみたいに頭でも撫でようか?」


 流石にここで『子作りを!』とか言われてた場合は、断固として断ろうと心の中で決意しながらも、現在進行形で行っているリルとカーラに対するモフりによって産み出されている蕩け顔から得た発想を、半ば冗談として選択肢に加えてみる。


 すると、それらを聞いたネフリアさんが、何故か顔を赤らめつつ、人としての腕と副腕の指を擦り合わせながら



「…………じゃあ、最後のヤツデ…………」



 と、ポツリと溢す様に囁く。


 その、一番無いだろうと思っていた選択肢を選ばれた事により、一瞬放心しかけてしまうが、流石に何秒も反応が遅れるのは『不味い』だろうとの判断から、念のために確認をとっておく事にする。


「……今、最後の奴で、って聞こえたけど、本当に頭を撫でるので良いのか?今ならまだ、他のモノへの変更も受け付けるけど?」


 しかし、そんな俺からの問い掛けも、ただくびを横に振られるそれだけで否定され、決してふざけていたりする訳ではないのであろう事はネフリアさんの目を見れば、否応なしに理解出来はした。

 ……まぁ、普段からその手の事を言い出す人ではなかったと認識していた為に、思わず聞き返していたと言うだけであり、別段嫌がっているという訳でないのだから実行するのも吝かではないのだけどもね?


 そんな思いと共にネフリアさんへと近寄ると、何故か期待する様な視線を向けられてしまった為に、何故か俺まで緊張する様な心持ちになってしまうが、取り敢えず待たせるのも悪いから、と言う事で、その綺麗な薄紫色をした頭髪へと手を置くと、碌にシャンプーすら無い上に、この環境下ではまともに水浴びする事すらも難しいハズなのに、どうやったらそんなにサラサラヘヤーになるのかね?と問いたくなる程にサラサラツヤツヤなそれに指先を遊ばせながら、お願いの内容である『頭撫で撫で』を遂行して行く。


 特に感想等はもたらされていないが、その心地好さそうに細められた目を見れば不快に思われていると言う事は無さそうなので、思わず安堵のため息がこぼれ落ちる。


 そんな、滑らかな指通りを暫く堪能しつつ、ネフリアさん本人から


『もうダイジョウブ』


 との言質が得られるまで撫で続けた俺が、その手を頭から離すと一瞬だけ寂しそうな表情を浮かべたが、その直後には頬を赤らめながらではあったが、『大輪の花が咲く様な』との形容詞がしっくり来る程に魅力的な笑顔を見せてくれるのであった。




 ……ちなみに、この場面を他の面子に見られていたのか、それともネフリアさんが自慢したからかは定かではないが、俺に対して好意を抱いてくれているらしい女性陣から、事あるごとに頭を撫でることを報酬として要求される事になるのだが、それはまた別のお話。





 ******





 取り敢えず、依頼されていた『世界樹(エグドラジル)の異変の原因究明』と言うお題目はこうして達成した訳なのだが、既に俺達が着いた時にはあのニーズヘッグに舐め回されていた為に、何かしらの毒にでも犯されて、もう樹としての寿命が……、と言う事態になられても後味が悪いし、俺達の目的の一つでもあった『素材の収集』にも影響が出そうだったので、心配になってこの国のエルフでもあり、恐らくは管理する側で何かしらの知識が有るのであろうエウフェミナへと聞いてみるが、



「あぁ、それでしたら、世界樹(エグドラジル)自体に強力な解毒と浄化の作用が有りますし、そもそもとして世界樹(エグドラジル)自体の生命力が半端無いので、あの程度であれば舐められた箇所を少々削って上げれば、直ぐにでも元気になるハズですよ?」



 との答えが返ってきたので、それならば大丈夫か、安堵のため息を一つ突くと、比較的状態がマシなレオに頼んで世界樹(エグドラジル)から少々素材を『失敬』させて貰うのであった。



 そんな感じでそこら辺からサンプルとして色々と素材を回収したり、俺達の様に直ぐには戦闘が出来ない面子が回復するのを待ってから、漸く『妖精国』へと戻る為に行動を開始する。



 結局不発に終わりはしたが、それでも『練気』による強化と『特殊技能』を使用した反動により、一時的に行動不能となってしまった俺とタツが、どうにか最低限動ける程度にまで回復するのに約二日。

 そして、行きの道中にてある程度魔物を蹴散らしていた事と、途中で『屍骨人(スケルトン)』と『黒紫毒堕龍(ニーズヘッグ)』を倒していた為に全体的に戦闘能力が強化されていた事もあり、行き道では十日程掛かった道中を約六日程に抑える事に成功し、結果的には世界樹(エグドラジル)から戻ってくるまでに往路とほぼ同じ時間が掛かってしまったが、それでも全体的な疲労感やら徒労感やらは比べるべくもない程に抑えられる形にて、こうして転移魔方陣が刻まれている小屋まで辿り着く事が出来たのであった。



  …………出来たのであったのだが…………。



「……ふん。この私をここまで待たせるとは、やはり貴様らの様な下賤な種族の者に任せるなどせず、我ら高貴なる妖精守護騎士(アルフパラダイン)のみで当たるべきだったと言う事だろう。貴様らがこうしておめおめ撤退してきた(・・・・・・)以上、女王陛下のお目の曇りも晴れて頂けると言うモノであろうよ。

 と、言う訳だ。貴様らの様な下等で下劣な敗残兵には用は無いし、関わっている暇も無い。エウフェミナを除いて、何処へとなりとも疾く失せよ。あぁ、当然、我らの後ろに有る転移魔方陣は使わせぬから、自らの足で行くのだぞ?もっとも、その女共を我らに提供する、と言うのならば、貴様だけ(・・)は通してやらぬでもないがな?」



 そこには何故か、俺達が失敗する事を前提として思考を組み立て、俺達が使用しようとしていた転移魔方陣が設置された小屋の前に陣取り、現環境下に於いても特に汚れや疲弊の後が見られないピカピカな鎧を身に纏った、あの時ルィンヘン女王の言葉に対して反抗し、その結果として結局自分の案は採用して貰えなかった高飛車なエルフ族の男(名前……?覚えてないね)が、恐らくは自身の配下の者達と思わしき連中と共に、俺の背後に居る女性陣へと色欲の混じった視線を向けてきていたのであった。


 思わず



「……なぁ、なんか居るんだけど、女王陛下から増援の類いを送る、って話は聞いた覚えがあるか?」



 と、真顔でエウフェミナへと問い掛ける。


 だが、そうやって問われたエウフェミナ本人も



「……いえ、この手の増援があるとは一度も聞いてはおりませんし、元よりその予定も無かったハズなのですが……」



 と若干声を震わせ、視線を泳がせながら答えると、そそくさと後方へと下がっていってしまう。


 ……さすがに、この場をどうにかしてくれるとは思っていなかったし、所属が同じであったハズのアイツに強く出ると、この後が面倒な事になるから対応出来ない、だとかも理解出来るし、こうしている『本当の理由』も推測出来てはいるけれど、せめてもう少し器用にやって欲しかったかなぁ、と思わなくもないけどね?


 そんな、明らかに『何か有りますよ!』と言っている様なエウフェミナの振る舞いを無視し、依頼の終了を報告する為に『妖精国』へと移動しようと、こちらをニヤニヤとしながら眺めるだけの連中が塞いでいる転移魔方陣の設置された小屋へと進んで行く。


 すると、何を思ったのか、それまで後方でニヤニヤしているだけだった、エルフと思われるアイツの部下(装備から察するに、多分こいつも妖精守護騎士(アルフパラダイン)だと思われる)が女性陣へと手を伸ばしながら


「……まぁ、そう言う事だ。お前らも無駄な抵抗なんて諦めて、さっさと服を脱いだらどうなんだ?それとも、無理矢理に剥かれるのがお好みのド変態だったりするのか?

 あぁ、それと、当然あいつらに助けを求めても無駄だぞ?何せ、ああして進んでるってことは、お前らを俺達の肉便器として提供する、って意味なんだか……」


 とか抜かしてくれていたので、それまでの『自重しよう』だとか、『取り敢えず戻ろう』だとか、『女王から命令させよう』だとかの思惑が頭からすっ飛び、頭の中が憤怒と殺意で塗り潰されると同時に、我ながら何時の間に抜いていたのだろうか?と思うほどの自然さで抜き放った相棒により、俺の脇を抜けて女性陣へと手を伸ばそうとしていた屑の首を、一閃の元に撥ね飛ばしていた。


 そして、その反り血にまみれたままの相棒を、突然の事態に半ば呆然としていたアイツへと突き付けると、殺意と敵意をマシマシにした平坦かつ音頭の無い声色にて今後の選択を強いる事にする。



「……残念ながら、俺達はお前らが何を言われてここに居るのか、何をしたくてここに居るのかなんて知った事ではないし、かけらも興味が無い。それは、お前ら自身に対しても、だ。

 そして、俺達はお前らが敬服する処の『女王陛下』から直接依頼を受けて行動していて、その建物の魔方陣も好きに使って良い(・・・・・・・・)との許可を貰っている。更に、成果報告も自身に直接して欲しい、ともな。

 それを踏まえた上で聞くが、お前らは何の権限が有って俺達の行動を妨害し、その上で女王陛下から勅命を受けて行動していた俺の仲間へと手を出そうとしてくれているんだ?お前らの方がルィンヘン女王よりも偉いつもりか?

 ……もし、万が一にもそのつもりだとか抜かすなら、確り女王陛下に報告してきてやるし、その罪を償う為にこの場でキッチリ殺してやるがどうする?」



 そう言いながら、視線にも殺気を込めて睨み付けてやると、女王の名前を出された事も有ってか、気圧された様に後退る者が多数出ていた。


 そして、そんな俺達の意識が自分から外れたと思って行動を起こそうとしていた奴に、そちらへと振り替える事すらせずに、同じ様な調子で声を掛けてやる。


「それで?お前はどうするんだ?俺達の後方で、こそこそと動いているエウフェミナさん(・・・・・・・・)よ?

 お前さんが誰の命で動いていたのかは知らないが、わざと今の今まで手を抜いていたのは知っているからな?

 あぁ、どうして、だとかの質問は受け付けて無いからな?むしろ、動きやら装備やらからして対人特化のお前さんが、こうして対魔物戦の方が多いだろう環境に送り込まれる理由なんてそれしかないだろうし、そもそもこんな環境に送り込まれるのにアダマンタイト製の武具の一つも持ち込んでいないなんて有り得ないだろう?大方、そうやって道化を演じて俺達の警戒を解こうとしたんだろうけど、『何かするつもりです!』って思惑が透けて見えてたから、あんまり意味がなかったと思うがね?」


 すると、自身の企みがバレたからか、それとも俺から向けられている殺気に反射的に反応してしまったのかは定かではないが、恐らくはこう言う時用に取っておいたのであろう表面が黒緑色をした長剣を引き抜き、俺達を迂回する形でアイツの方へと移動して行く。


「……チッ!これだから、武辺者は使えんと言うのだ!陛下の幼少からの(みぎり)であった貴様が、自分ならば、と声を挙げるから使ってやったと言うのに、こうまで手の内を見切られる等とは、使い処の一つも有りはしなかったと言う事か!

 ……もう良い。貴様は下がって我らの勇姿を指を加えて見ておれば良い……のだ…………?」


 そんなエウフェミナの姿を目にしたアイツが、自分が仕込んでいました、と盛大に自爆し、エウフェミナに対して犬でも払うかの様に手を振っていたのだが、そのエウフェミナが剣を構えたまま止まる事をせず、自身の腹部へとその切っ先を突き込んで来た為に、己の身体を貫通している刃を目にして不思議そうな声を出していた。


 しかし、それもエウフェミナが確殺するために刃を体内で捻り、傷口を広げる様にしながら引き抜く事で発生した激痛により大きく歪み、自身を貫いているエウフェミナに対して手を伸ばすも、呆気なく回避されて無様にも顔面から地面へと倒れ込む。


 そして、それを成してから俺へと振り返り、その場で俺へと向かって跪くと


「……これまでの無礼をお詫び致します。そして、この後に全てをご説明致しますので、この場はあやつら謀反人の拿捕を手伝っては頂けないでしょうか?」


 と宣って来たので、この後キチンと説明が有るのなら、との約束を交わしてから、今はほぼ死に体となっているアイツを縛り上げ、その後に俺達でアイツが連れてきた妖精守護騎士(アルフパラダイン)へと襲い掛かるのであった。


 ……下らない理由からだったとしたら、どうしてくれようかねぇ……?

面白い、かも?と思って頂けたのでしたら、ブックマークや評価、感想等にて応援して頂けると大変有難いですm(_ _)m

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新作始めてみました 『血塗れの殺し合いはもうお腹いっぱいだったので、テンプレ展開を期待して追放される為にわざと非戦闘系スキルばかり選んだら、何故か戦闘系スキルの連中を差し置いて『救世主』扱いされる様になりました』 珍しく戦闘少なめなコメディよりの作品になってます ……なってるハズです 良かったら読んでみて下さいm(_ _)m
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