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【エッセイ:ある読み専の妄言】読み専の立場で、思うことを好き勝手に書きます。

作品からすぐ参照できる箇所に、感想に対するスタンスを明かしてくれる方が、読み専は感想を書きやすい。

作者: みかんこ

これは小説ではありません。

誠に恐縮ですが、感想は受け付けない設定としております。

 はじめまして。または、こんにちは。読み専です。マーケティングや、小説にはズブの素人です。

 読み専の立場で、思うことを好き勝手に書きます。まとまりのない文章ですが、それでも良い方だけどうぞお読みください。


 本題に入る前に、自分の属性を述べます。

 私は、受けた感動はできるだけ作者さんにフィードバックしたいと考えるタイプの人間です。

 以前書いたエッセイ「感想・評価じゃなく、(の他に!)応援! オススメ! cool!」 での意見は今も変わりませんが、だいぶ作品に感想を書くようにもなってきました。


 とは言え、十数話以上拝読した作品にも感想を書かないことも依然多いです。

 理由は様々です。読んだものが素晴らしすぎたり、受け取ったものが大きすぎたりで、感想を言葉に変換することが困難だからということもあります。作品に対する自分の言葉が稚拙すぎて、とても声をかけられないということもあります。私には何も言う資格がない、と黙り込むこともあります。面白かった、以上には特に何も考えなかったということもありますし、作品にまだ感想がついていないなど、敷居が高い、目立ちたくないということもあります。

 今回述べたい理由は、「お門違いをしたくないから」です。



 本題。

 作品からすぐ参照できる箇所に、感想に対するスタンスを明かしてくれる方が、読み専は感想を書きやすい。

 理由は、「お門違いをしたくないから」。



 前提として。

 「小説家になろう」は「小説家になろう」というサイト名ですが、「小説を書きたい」「書いてみたい」という方の登録も歓迎しているというスタンスです。

 これを私は、「規約に反しない限り『純然たる趣味として自分が楽しむため』の作品を書いて発表しても問題がない」と受け取っています。


 言い換えれば、「プロになる気などサラサラない。下手の横好きで結構」「上手くなりたい気持ちより、楽しくいたい感情が重要。楽しくない趣味などいっそ害悪」という方が、多数いらっしゃってもおかしくはないし、サイトの趣旨に反することもないと考えているのです。

 中には、病でほとんどの活動が出来なくなったというご環境で、生きるよすがとして小説を始めた方もいらっしゃるかもしれませんね。


 簡単に言えば、こういう目的の方に対しては、おおいに趣味を楽しんでほしい。

 楽しくなりたくて書いていると知っていれば、こちらもキモチヨクナル感想だけを書きたい。キモチヨクナル感想がわきあがってこない時は、そっとブラウザを閉じても、自分に疑問を抱かずにいられます。



 反対に、「小説家になろう」を生業的な「小説家になろう」という目的でお使いの方。身を切られても、磨り減らしてでも、上手くなりたいと願う方。

 こちらも、作品からすぐ参照できる箇所でスタンスを明かしていただく方がありがたい。


 スタンスを明かしていただくことで、キモチヨクナル感想以外にも、人物の造形や矛盾を感じる点など踏み込んでも良いだろうな、と判断できます。

(もちろん、サイトが定める感想の書き方のガイドラインを守ることを前提に。)

 併せて、小説家になる目的でお使いの方には、想定している読者層(性別、年齢)、最低限の異性受けが必要かどうかも開示して欲しい。

 男性向けで恋愛的心理描写のうねりに、女性向けでバトルやエロに対する薄さを言いすぎるのはお門違いになってしまいますし、想定する読者層から見た異性キャラクターがファンタジーでも、多少虐げられていてもスルーできます。

 例外として、将来的に実写映画化されることも視野に入れて作品をお書きになっているケースであれば、最低限の異性受けがハードルになるとは思いますが……。

 私は素人なので、一生懸命踏み込んで書いてもお門違いかもしれないという別の問題は残るんですけどね。



 上記の意見について、ネットに作品を公開している以上、辛口の批評に耐えるメンタルを持つのは当たり前との批判もあるかもしれません。

 この部分については、メンタルの強さが人それぞれでもいいじゃない。というのが私の意見です。人のメンタルの強さは、必ずしも本人の意思だけでどうにかなるものでもない、割と生物学的なものや環境要因(乳児期に特定の大人によってしっかり養育されていたかどうか、夜勤ではないかどうか、運動やまとまった睡眠が可能であるか、抗鬱効果があると言われるテストステロンやオキシトシン、セロトニン、ドーパミンなどの量と受容体の数や形等々)にも依存すると考えているのが理由です。

 メンタルは強いにこしたことはない。本人の努力でどうにかなることもあるかもしれない。でも、どーにもできない部分があるなら、人それぞれでもいいじゃない。あくまで個人的な意見です。

 何より、硝子メンタルを自称する方々の作品にも、面白いものがたくさんある。

 それが読み専には大事です。

 硝子メンタルの作者さんが書いた作品でも、面白いものは積極的に読みたいのです。個人的に。


 「お門違いをしたくないから」、作者さんがスタンスを明かしてくれる方が感想を書きやすい。一読み専としての意見でした。


 あくまでも一読み専としての意見であり、全ての読み専さんに当てはまるわけではないことを念のため補足致します。


 以上です。


(誠に勝手ながら、「このようなスタンスで感想をかけばいいんじゃない?」というアドバイスは募集しておりません……すみません。)

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