表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キミの隣でずっと見ている  作者: ぱんだくん(過去に書いたもの)
6/12

☆☆☆☆

朝七時頃。

隣を見ると、佳奈はもう起きていた。

「おはよ」

佳奈は驚いたらしく一瞬肩が跳ね上がった。

「お…おはよ」

いつもの佳奈らしくない。

何か、あったかと考えてすぐに答えにたどりついた。

「忘れてないんだな、昨日のこと」

佳奈の方を向いてはいなかったが、小さく頷いたのが分かった。

「俺さ、中学くらいの頃からずっと好きだったんだよ。…知ってた?」

佳奈が驚いたようにこちらを見た。

「中学から?」

「そう、中学から」

しばらく沈黙が流れた。

朝ごはんを作るために起きようとすると後ろから手がまわってきた。


「大好き」


それだけで充分だった。

俺も後ろを振り向いて、改めてみるとこんなにも細かった佳奈を潰してしまわないように大切に抱きしめた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ